女性は写真の7割が不満、理由は表情

» 2010年09月09日 18時11分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 写真を撮る時はしっかり撮れたと思っていても、目をつぶっていたり、変な顔をしていたりと、予想とは違う写真写りになってしまうことはよくあるもの。女性は写真写りについてどのように考えているのだろうか。

 カシオ計算機の調査によると、20〜50代の女性に「自分が写っている写真で満足している写真は何割ですか?」と尋ねたところ、平均は3.17割だった。年代別に見ると、下の年代になるほど満足している写真の割合は高くなる傾向にあるようだ(50代3.10割、40代2.53割、30代3.38割、20代3.69割)。

自分が移っている写真で満足している写真は何割ですか? (出典:カシオ計算機)

 「自分が写っている写真で満足していない理由は何ですか?」と聞くと、トップは「自分の表情が変」で78.4%と断トツ。以下、「自分の表情がこわばっている」が33.3%、「疲れて見える」が22.6%、「全体のバランスが合っていない」が15.5%、「ピンボケしている」が9.9%で続いた。カメラ技術より、表情に問題があると考えている人が多いようだ。

 年代別に見ると、「疲れて見える」の割合は年代が上になるほど高くなる傾向にあった(20代13.0%、30代19.0%、40代33.5%、50代25.0%)。

自分が写っている写真で満足していない理由は何ですか? (出典:カシオ計算機)

 それでは写真を撮る際には何が重要だと考えているのだろうか。「自分が写っている写真で、自分を見た際に大事だと思うポイントは何ですか?」と尋ねると、トップは「笑顔」で54.8%。以下、「表情が柔らかい」が42.6%、「若く見える」が27.0%、「ヘアスタイル・ファッションが決まっている」が17.5%、「肌がきれいに見える」が17.3%で続いた。

 年代別に見ると、「若く見える」の割合は上の年代になるほど高くなり(20代7.5%、30代25.0%、40代30.5%、50代45.0%)、「肌がきれいに見える」の割合は下の年代になるほど高くなっていた(50代7.5%、40代14.5%、30代23.0%、20代24.0%)。

 インターネットによる調査で、対象は20〜50代の女性800人。調査期間は8月30日と31日。

自分が写っている写真で、自分を見た際に大事だと思うポイントは何ですか? (出典:カシオ計算機)

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