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» 2010年09月09日 08時00分 UPDATE

誠 Weekly Access Top10(2010年8月28日〜9月3日):セコムのプレスリリースがすごい

Business Media 誠編集部に送られてきた、セコムからのプレスリリース。一見、真面目な内容のようにも思えたのだが、よくよく見るとその中には恐ろしい陰謀が隠されていたのであった(やや誇張)。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 先週最も読まれた記事は「25〜34歳のビジネスパーソン、貯蓄はいくら?」。2位は「ここでは働きたくないなあ……と大学生が思う業界」、3位は「不採用の理由を『お答えできない』理由」だった。

セコムのプレスリリースがすごい

 先日、セコムからBusiness Media 誠編集部に「日本初! 凶悪強盗自動検出システム『インテリジェント非常通報システム』を発売」というリリースが送られてきた。重要物の回りにカメラやマイクを設置して、その映像や音声を画像処理技術や音声処理技術で分析することで、不審者が近づいたらすぐに検知できるというシステムである。

 そんな意義深い内容が記されていたのだが、筆者は本筋とは違うポイントで、うっかり笑ってしまった。それはリリースに掲載されていた写真である。

ah_sekomu1.jpg

 強盗が完全に普段着である。しかも、ちょっと腰が引けている。その辺に座っていた3年目社員のタナカ君(仮名)に「ちょっと時間あるかな」と声をかけて、撮影に協力してもらったという感じである。

 もう、1枚ある。

ah_sekomu2.jpg

 へっぴり腰の強盗が3人に増加している。黄シャツのタナカ君は再出演。明らかに人を刺す手の角度になっていない黒パーカー君は、結構イイ奴のような気がする。手作り感漂う画像を見ていると、「マスクやサングラスはドン・キホーテとかで調達したのだろうか」といった余計な詮索までしてしまう。もしかすると、強盗をあからさまな普段着にすることで、「内部犯を疑え」というメッセージを込めているのかもしれない。

 セコムがどんな意図でこの写真を撮ったのかは分からないが、真面目なリリースでも本質的に重要ではない部分で突っ込みどころを用意するのはアリでないかと筆者は感じた。

 伝統あるメディアなら、小ネタが面白いと思っても、世間体を鑑みて、反応できなかったりする。しかし、個人が大きな影響力を持っているネットでは、小ネタを面白がった人がTwitterやブログなどで紹介していき、結果的に多くの人に本筋の情報も知ってもらえる可能性があるのではないだろうか。

 本質的に重要ではないところにネタを仕込んだ成功例としては、ラベルに二次元キャラクターを使った萌え酒や萌え米などが挙げられる。もちろん、みんなが同じようなことをすると逆に面白くなくなってしまうが、真面目なリリースばかり読んでいる身としては、ネタが仕込んであったほうが楽しいし、優しい世の中になるかなと思ったりもする。

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