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日経平均 | 9226.00円 | ▼75.32円 |
売買高 | 15億8575万株 | − |
日経平均先物 | 9220円 | ▼70円 |
売買代金 | 1兆0039億円 | − |
TOPIX | 834.92 | ▼3.79 |
値上がり銘柄 | 458銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 380.22 | △1.94 |
値下がり銘柄 | 1002銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1180.99円 | ▼0.02円 |
変わらず | 177銘柄 | − |
騰落レシオ | 92.68% | ▼6.57% |
昨日の大幅高の反動や円高を嫌気、手仕舞い売りに押されて軟調
米国市場は休場、手掛かり難のなか、昨日の大幅高の反動や円高を嫌気して売り先行となりました。それでも外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えれたこともあり、寄り付きの売りが一巡し節目と見られる9200円水準を意識したところで底堅さが確認され、先物にもまとまった買いが見られると、買い戻しを急ぐ動きから堅調となる場面もありました。ただ、積極的に買い上がるだけの材料にも乏しく、追随する動きも限定的となり、上値の重さを嫌気して軟調となりました。
後場も為替動向をにらみながら小動きの始まりとなりました。売り急ぐでもなく、買戻しも一巡した感じで戻りも鈍く、方向感のない始まりとなりました。改めて上値の重さが確認され、先物にまとまった売りが見られると今度は目先筋の手仕舞い売りも嵩んで下げ幅を拡大し、再度節目と見られる9200円水準を試す動きとなりました。結局、最後は目先筋の買戻しも入り底堅さは見られましたが、方向感のない相場展開となった感じです。
小型銘柄も堅調な場面も多かったのですが、目先の手仕舞い売りに押されるものも見られ、東証マザーズ指数は堅調となったものの、日経ジャスダック平均は小幅安となりました。先物にはまとまった売り買いも散見され、その都度指数を動かす場面もありましたが、方向感を定めて買い上がる、あるいは売り叩くというような動きでもなく、追随する動きもほとんど見られず、買われはするものの上値も重く、売られはするものの底堅いような展開でした。
米国株式市場も3連休前の大幅高の反動安なども懸念されることから、様子見気分も強くなったものと思います。米国景気回復鈍化懸念は薄れたとは言え、円高が止まったという感じでもなく、ギリシャ問題などが取り沙汰されているわけではないのですが、ユーロも安く、先行きに対する懸念は根強いものと思います。それでも、足元の業績が大きく落ち込むという懸念も薄れており、割安感の強い銘柄は底堅さも見られて来るのではないかと思います。
基準線に上値を押さえられる格好となりました。RSIは上昇が続き上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり、一気に基準線を抜けると言うよりは節目と見られる基準線水準での底堅さを確認する動きとなりそうです。いったん基準線を抜けても雲に上値を押さえられるのでしょうし、基準に上値を押さえられた格好となっても転換線にはサポートされるものと思います。
基準線の押し目を確かめるというよりは雲を意識して上値が重くなった感じです。ストキャスティックスは若干上値余地もあるのですが、高値圏にあり、RSIはまだ上値余地もあり、上昇が続いているように見られ、基準線のサポートを確認しながら雲までの戻りを試す動きとなりそうです。基準線に絡みながら目先の過熱感を冷ます動きとなる可能性もありそうです。
底堅さは見られるのですが方向感なく小動きとなりました。RSIは中途半端な位置にあって方向感はなく、ストキャスティックスは下落となって下値余地もあり、まだしばらく下値を探るような展開が見られるものと思います。もみ合いの中で上に放れるような展開になれば、底入れ感も出るのでしょうし、大きく下がるとことでは買い戻しも入るものと思われ強含みとなってくるものと思います。
円高を嫌気して軟調
2010年3−8月期の連結営業利益が前年同期比7%増となったようだと新聞で報じられ、上期としては過去最高益を更新となったことが好感されて底堅い堅調な動きとなりました。
2011年3月期の連結営業利益が前期比6倍となる公算が大きいと新聞で報じられ、従来予想を上方修正となったことが好感されて買われ大幅高となりました。
特に材料が出たわけでもないのですが、先日の公募増資の新株の受け渡し期日を明日に控え、需給悪化懸念から売られ、公募価格に接近したことから売り急ぐ動きとなって軟調となりました。
昨日に続き先週末の決算発表を受けての売りが止まらず大幅続落となりました。実質的に下期の業績予想が下方修正となったことが嫌気されています。
昨日の引け後に日経平均株価を構成する銘柄に採用されると発表されたことから、指数連動型の投資信託などの買いが期待されるとして買われ、日本電機ガラスは堅調、東京建物は大幅高となりました。
昨日の引け後に100万株を上限に自社株会の取得枠を設定すると発表。株数は少ないが需給改善期待から目先筋の買いも集まり、大幅高となりました。
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