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経済指標の改善が続き景気回復鈍化懸念が薄れて堅調：清水洋介の「日々是相場」朝刊（2/2 ページ）

» 2010年09月03日 08時56分公開

[清水洋介，リテラ・クレア証券]

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本日の注目銘柄

売られ過ぎの修正に期待

日　揮（1963） 1375　△46

　スペインの有力な太陽エネルギー企業と組み、日本企業で初めて太陽熱発電事業に参入する。スペイン南部に発電所を建設、2012年から売電を始める。

ニチレイ（2871） 355　±0

　来年秋、中国に現地市場向けの冷凍食品工場を建設する。日本国内の需要低迷を受けて、成長する中国の冷凍食品事業を積極開拓する。

古河電（5801） 315　△6

　バックライトに発光ダイオード（LED）を使うLED液晶テレビの反射板事業に参入する。従来品に比べ光の明るさの度合いを5％以上高めた独自製品を開発した。

住友商（8053） 982　▼5

　中国の食糧大手と食糧の生産・加工・などの分野で提携した。食生活の変化で良質の食品素材の需要が高まっていることに対応し、中国での農業関連事業の拡大を図る。

ソニー（6758） 2427　△52

　映像などのインターネット配信事業で世界展開に乗り出す。今春米国で始めたサービスを欧州でも開始し、配信対象も映画だけでなく音楽などに広げる。グループで手掛けている映画や音楽などのソフトと、幅広い家電製品群を連携させる。

日新鋼（5407） 143　△3

　中国のステンレス薄板合弁会社で2012年度中に生産能力を1割増やす。中国では自動車や家電、建材向けなどに耐食性が高いステンレスの需要が高まっているためで、新設備を稼動させる。

外国人売買動向（外資系10社ベース）

売り　　850万株

買い　　1410万株

（金額ベースも買い越し）

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」』（パンローリング）、『儲かる株価チャート集中セミナー』（ナツメ社）。清水洋介の「株式投資の羅針盤」

※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。