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» 2010年08月31日 08時00分 UPDATE

山のような建築 雲のような建築 森のような建築 (1/3)

世界中で注目を集める建築家、藤本壮介氏の個展「山のような建築 雲のような建築 森のような建築」が東京・青山のワタリウム美術館で開催中だ。

[加藤孝司,エキサイトイズム]
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 世界中で注目を集める建築家、藤本壮介氏の個展「山のような建築 雲のような建築 森のような建築」が東京・青山のワタリウム美術館で開催中だ。藤本氏といえば、2008年の自身の著者のタイトル「原初的な未来の建築」が示唆的だ。

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 人が住むために何らかの意図を持ちつくる家や建築に対し、最初からそこにある「洞窟」のようなものを対比させて語る藤本氏。その建築論は、人間の居場所を既存の価値観から多様なかたちに拡張しながら、より住まうことに本質的なあり方を模索しているといえる。

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 まずに、2階の展示室に足を踏み入れると、透明素材による1/1スケールの構造物、建築物が空間全体に広がっている。長さのことなる透明なポリカーボネイトの押出し材の量感で壁や天井が作られ、人工物でありながらあたかも自然の中にいるかのような、起伏のある地形のうえを歩いているような体験をすることができる。

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 これまでもホワイトキューブの連続による建築や、木材によるバンガローなどの建築空間モデルを提示してきた藤本氏による、本展で初めて発表する建築空間モデルだという。

 空間を構成している半透明の素材は、光を透過しながらも、ゆるやかに視界をさえぎる効果があるので、藤本氏の建築に固有の、プライバシーを保ちながら隣り合っているような、不思議な感じを味わうことができる仕掛けになっている。

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 本インスタレーションのタイトルにもあるように、山、雲、森という自然界にあるものをキーワードに用いながら、建築の可能性を自由に想像していくということがテーマになっている。

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