あなたが最も怖いと感じたニュースは?

» 2010年08月27日 12時21分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

 2010年1月から6月までの半年間に発生した出来事のうち、最も怖いと感じたものは何ですか? 三菱総合研究所の調査によると、「世界金融不安」(12.3%)と答えた人が最も多く、次いで「広島県工場内自動車暴走12人殺傷事件」(12.0%)、「雇用情勢の悪化」(11.3%)であることが分かった。ただ「特にない」(8.4%)と答えた割合が過去の調査結果と比較して高かったことから、「2010年の上半期は『怖いと感じたニュース』は少なかったと考えられる」(三菱総合研究所)

 このほか「宮崎県における口蹄疫の流行」(11.1%)、「チリ巨大地震に伴う津波」(11.0%)、「足利市連続乳児骨折傷害事件」(4.6%)などが上位に並んだ。

2010年1〜6月に最も怖いと感じたニュース(クリックして拡大、出典:三菱総合研究所)

個人的に脅威に感じるもの

 個人的に脅威に感じるものは何ですか? この質問に対し、「自然災害の発生(地震、風水害など)」(44.0%)と答えた人が最も多く、前回調査(2009年12月)の結果(34.2%)から9.8ポイント増加した。「ゲリラ豪雨の増加などで『自然災害の発生』に関する危機意識が高まったのではないか」(三菱総合研究所)としている。

 このほか「大規模感染症の発生」(10.5%)、「雇用問題(リストラ、会社の倒産、過労死など)」(7.4%)、「テロ」(6.7%)などがランクインした。

個人的に脅威に感じるもの(クリックして拡大、出典:三菱総合研究所)

 インターネットによる調査で、全国の男女1032人が回答した。調査期間は7月29日から7月30日まで。

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