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» 2010年08月27日 08時00分 UPDATE

アート好きは、この秋必見「ハーブ&ドロシー」

この秋、アート好きなら必見の映画が公開される。「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」だ。ありふれた郵便局員の夫と図書館司書の妻が約30年かけてコツコツと集められた2000点以上ものアート作品。1LDKのアパートはコレクションで埋め尽くされている。

[木熊太郎,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

エキサイトイズムとは?

「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 この秋、アート好き必見の映画が公開される。「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」だ。ありふれた郵便局員の夫・ハーブと図書館司書の妻・ドロシーが約30年かけてコツコツと集めたのは、2000点以上ものアート作品。1LDKのアパートはコレクションで埋め尽くされている。

エキサイトイズム ハーブとドロシー夫妻

 コレクションの中身は、ロバート・マンゴールド、クリスト&ジャンヌ=クロード、リチャード・タトル、チャック・クロース、ローレンス・ウイナー……。当時まだ評価の定まっていなかったミニマルアートやコンセプチュアルアートに絞ってコレクションしていたのだ。

 2人が作品を収集するときのルールは明解、「自分たちの収入で買える値段であること」「小さなアパートに収まるサイズであること」の2つだけ。あとは気に入った作家を見つけては、せっせとアトリエに通い、作家とコミュニケーションを取り、深く理解し、少しずつ作品を買い足していった。その熱意は尋常でない。

エキサイトイズム 2005年5月、クリスト&ジャンヌ=クロードの「THE GATES」にて

 1960年代から収集し始めたハーブとドロシーのコレクションは、たちまち価値が高騰、1992年にはアメリカの国立美術館「ナショナルギャラリー」に寄贈された。数点売却すれば、大富豪が約束されていたのにもかかわらず、1点の作品も売ることなく、いまも新婚当時から住み続けているマンハッタンの小さなアパートに住み続けているという。

エキサイトイズム

 監督は、佐々木芽生氏。NHKニューヨーク総局勤務、NHKスペシャル「世紀を越えて」などの制作を経て、本作品を初の監督・プロデュース作品として、制作。全米各地の映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞や観客賞を受賞している。

 11月、東京・渋谷のイメージフォーラムで上映予定。10月1日には横浜美術館で無料の上映イベント(横浜美術館塾)も予定されている。9月1日より参加受付開始、先着200名招待。

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