好決算銘柄の見直し買いも
衣料品のプライベートブランド(PB=自主企画)商品を拡大する。PB商品の企画から製造、販売までを一貫して手がけるSPA(製造小売り)の手法を取り入れ、衣料品全体の売上に占めるPBの比率を2009年度の19%から35〜40%に引き上げる。
チリで新たな銅鉱山の開発に参画する。自動車部品や電線などの素材である銅は中国など新興国を中心に需要が増大している。丸紅は権益取得を加速し、安定調達と収益拡大につなげる。
欧エアバスに時期主力中型旅客機向けにエンジン部品の工場を国内に新設する。航空機の世界需要は回復が鮮明になっており、東レや帝人も炭素繊維の材料を大量供給する計画。
リチウムイオン電池に使う接着剤要樹脂を5割増産する。携帯電話などに使う小型のリチウムイオン電池向けに実績を積んできたが、ハイブリッド車や電気自動車などに搭載する電池向けの需要が急増しており、増産で対応する。
ビルの冷房に使う大型冷凍機の冷媒を3年後を目処に環境負荷の低い物質に変更する。業界最大手の取り組みで負荷低減に向けた動きが進みそうだ。
韓国企業と共同でインドに進出し、樹脂成型工場を新設する。冷蔵庫やエアコン、自動車などに使う部材を生産し、インド生産を拡大する日韓の電機、自動車メーカーに売り込む。
売り 1210万株
買い 900万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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