下値を探る展開か
ICカードで一人暮らしの高齢者の安否を確認するサービスを始める。電子マネー以外の用途の開拓を進め、チップの販売増にもつなげる。
キリンHDは東洋製缶など缶メーカー大手3社と商品配送で提携する。国内市場が縮小する食品業界は負担の大きい物流費を取引先と組む新たな手法で効率化する。
2011年度から主力のたばこ事業の生産工程を見直す。葉タバコの風味処理の細分化や包装の多様化を可能にする設備を全国の生産拠点に導入、銘柄や品種の品揃えを増やすなど消費者の細かいニーズに応えて、市場縮小の影響を抑える。
倉敷支社に太陽光発電設備や億常緑か、井戸水利用設備など環境負荷を低減できるシステムを導入した。太陽光発電設備工事や環境性能を高めるリフォームに力を入れており、事業所をモデル施設として活用する。
インドで農薬や化学肥料を使わない有機栽培綿(オーガニックコットン)の増産を後押しする。有機栽培綿と認定されるには3年以上の無農薬栽培が必要だが、収量低下で採算者の所得が減る可能性があり、同社は移行期間中の綿を通常の綿より2〜3割高く買い取る。
必要なエネルギーを自給できる次世代型住宅を共同開発する。太陽光や太陽熱の利用で消費以上のエネルギーを生み出せる住宅や家庭内のエネルギーを自動制御するシステムを2011年にも実用化する。
売り 1620万株
買い 1000万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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