東日本高速道路など高速道路各社は8月17日、お盆時期(8月5日〜16日)の渋滞状況を発表、10キロ以上の渋滞回数は448回と前年比14%減、30キロ以上の渋滞回数は同54%減の26回となったことが分かった。東日本高速道路では「各メディアが『今年は過去最多の渋滞が発生する』と大きく報道した結果、利用者がピークを避けて利用するようになったことが原因ではないか」とコメントしている。
渋滞回数(出典:東日本高速道路)
主な渋滞箇所を見ると、上り線では8月14日18時40分ころに常磐道の水戸北スマートインターチェンジ付近で52.8キロ、下り線では8月12日10時20分ころに東名高速の岡崎インターチェンジ付近で51.7キロが最長だった。
主な渋滞箇所(出典:東日本高速道路)
- 今年のお盆渋滞は、史上最悪かもしれない
今年も、お盆休みに伴う高速道路の渋滞がやってくる。混雑のピークは下りが12〜15日、上りは13〜16日で、上限1000円は土曜と日曜のみ。上限1000円の期間が限られていることなどから、過去最大級の混雑が予想されている。
- 高速道路料金は値上げの流れ? 欧州の交通事情
日本の高速道路は料金の値下げや割引が行われいるが、欧州は逆に有料化や値上げの方向に進んでいる。有料といっても国によって料金と徴収方法は違うが、どの国も財政は厳しく有料化の流れは“当然”と受け止められているようだ。
- 6割の人は、お盆の高速道路「高くても渋滞が少ないを希望」
お盆の帰省時において、何キロまでの渋滞ならイライラしないでいられますか? 夏休みに自家用車で帰省する人に聞いたところ「0〜10キロ未満」(60.3%)と答えた人が断トツであることが分かった。ソニー損害保険調べ。
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