調査リポート
» 2010年08月17日 13時32分 UPDATE

身近にある化学物質に、不安がある・ないワケ (1/2)

「化学物質」という言葉に、どのような印象を持っている人が多いのだろうか。20歳以上の人に聞いたところ「危ないもの」と答えた人が断トツ。次いで「現在の生活になくてはならないもの」と続いた。内閣府調べ。

[土肥義則,Business Media 誠]

 あなたは「化学物質」という言葉に、どのような印象を持っていますか? 20歳以上の男女に聞いたところ「危ないもの」(69.7%)と答えた人が断トツであることが、内閣府の調査で分かった。次いで「現在の生活になくてはならないもの」(25.5%)、「難しいもの」(23.4%)、「便利なもの」(16.6%)と続いた。都市規模別に見ると「危ないもの」「難しいもの」を挙げた人の割合は大都市で、「便利なもの」を挙げたのはは小都市、それぞれ高かった。

yd_kagaku.jpg 「化学物質」という言葉の印象(出典:内閣府)

 日常生活において、どんなモノに含まれている化学物質に関心があるか聞いたところ「農薬・殺虫剤・防虫剤」(61.9%)と答えた人が最も多かった。次いで「飲み水・食品」(59.3%)、「工場などの排ガスや排水」(54.2%)、「家の内装や建築材料」(52.7%)という結果に。都市規模別に見ると「家の内装や建築材料」を挙げた人の割合は大都市で高かった。

化学物質に不安がない理由

 身近にある化学物質について「不安はない」(1593人)と答えた人に、その理由を聞いたところ「自らまたは身近なところで、化学物質による健康被害や動植物への影響が生じていないから」(34.3%)と答えた人がトップ。以下「行政が必要な対策をとっているから」(27.4%)、「事業者が自主的な管理を行っているから」(22.2%)、「行政や事業者の説明を聞くなどして、化学物質についてよく分かっているから」(10.1%)と続いた。

yd_kagaku2.jpg 化学物質の安全性に不安はない理由(出典:内閣府)

 日常生活において、含まれている化学物質の安全性に不安はないと思うモノを聞いたところ「飲み水・食品」(36.3%)と答えた人が最も多かった。このほか「医薬品」(33.0%)、「日用品」(29.3%)、「家の内装や建築材料」(10.2%)、「農薬・殺虫剤・防虫剤」(9.4%)だった。

       1|2 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -

ITmedia 総力特集