第36鉄 夏だ! アニメがいっぱい西武鉄道沿線散歩杉山淳一の+R Style(5/5 ページ)

» 2010年08月13日 18時11分 公開
[杉山淳一,Business Media 誠]
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20000系「プリキュア電車」

 西武鉄道はいま、女の子に大人気の『ハートキャッチプリキュア!』をテーマにした「2010 西武線スマイルスタンプラリー」を開催中だ(参照リンク)。スタンプラリーを楽しむ途中で、これらの施設を巡ってみてもいいと思う。また、スタンプラリーの時期はフリーきっぷも発売されるから、交通費も安くつく。

 もう1つ、西武鉄道とアニメといえば、『めぞん一刻』の舞台・時計坂駅のモデルとなったのが東久留米駅。同駅北口の取り壊しに伴い、2009年に『めぞん一刻』ゆかりの地をめぐるスタンプラリーイベントが行われたこともある(参照記事)

高橋留美子『めぞん一刻』スタンプラリーのポスター
作品の舞台となった時計坂駅は、東久留米駅がモデルだった

 お台場のガンダム像は海外からも観光客が訪れたというし、秋葉原UDXビルにある「東京アニメセンター」も外国人向け観光コースになっているという。もしかしたら、この「西武沿線アニメーションツアー」も日本の観光資源の1つになりそうだ……というわけで、海外から友人を迎えたときも、こんなルートで一日を過ごしてみてはいかがだろうか。

ALT 今回のルート。GoogleMapsで筆者による各ポイントについての説明が読める

今回の電車賃

西武池袋線:池袋−大泉学園 230円

西武池袋線:大泉学園−椎名町 200円

西武新宿線:下落合−上井草 200円

西武新宿線:上井草−西武新宿 200円

西武バス14系統 上井草駅−荻窪警察署前 210円×2


著者プロフィール:杉山淳一

著者近影(2006年5月に閉館した、東京・万世橋の交通博物館にて)

 肉食系鉄道ライター(魚介類が苦手)にして、前世からの鉄道好き。生まれて間もなく、近所を走っていた東急池上線の後をついていったという逸話あり。曰く「いつもそばを走ってたから、あれが親だと思った」

 コンピューター系出版社でゲーム雑誌の広告営業を経験した後、フリーライターとなる。オンライン対戦ゲーム、フリーウェア、PCテクニカルライティングなどデジタル系の記事を専門とし、日本初のEスポーツライターとしてオンライン対戦ゲーム競技を啓蒙する。

 趣味は日本全国の鉄道路線探訪で、現在の路線踏破率は約8割。著書は『もっと知ればさらに面白い鉄道雑学256(リイド社)』『知れば知るほどおもしろい鉄道雑学157(リイド社)』『A列車で行こう8 公式ガイドブック(エンターブレイン)』など。


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