どんな自己啓発を行っていますか?

» 2010年08月13日 15時02分 公開
[Business Media 誠]

 自己啓発などを行っている人は、具体的にどんなことをしているのだろうか。マイボイスコムの調査によると「語学」(27.2%)と答えた人が最も多く、次いで「パソコン・IT・デジタルコンテンツ」(18.5%)、「スポーツ」(12.8%)、「音楽・アート」(12.6%)、「財務・経理」(11.6%)であることが分かった。

自己啓発の実施内容(出典:マイボイスコム)

 また自己啓発を行っている理由を聞いたところ「自分を成長させるため」(45.0%)と答えた人がトップ。このほか「新しい知識や技術を身につけるため」(39.8%)、「自分の趣味を深めるため」(36.3%)、「現在の仕事のキャリアをアップさせるため」(31.5%)と続いた。

自己啓発の実施方法

 自己啓発を行っている人は、どのような方法で取り組んでいるのだろうか。この質問に対し「書籍などを利用した独学」(36.5%)と答えた人が最も多かった。以下「カルチャースクール」(12.1%)、「通信教育」(9.8%)、「予備校・専門学校」(5.1%)、「テレビ・ラジオなどの講座」(4.5%)と続いた。

自己啓発の実施方法(出典:マイボイスコム)

 また、その方法を選んだ理由を尋ねると「自分のペースで学べそうだから」(41.9%)と答えた人がトップ。次いで「費用があまりかからないから」(37.5%)、「自分の目的に合った内容だから」(27.5%)という結果に。

 自己啓発の失敗談を聞かせてもらったところ「スポーツジム。1人で黙々とやっているのに耐えられなかった。講座などで顔見知りを作る方が良いかもしれない」(男性41歳)、「セミナーと言いつつ単なる商品の説明だったなど、事前の調査が不十分で役に立たなかった。レベルと量の見極めが甘く、こなしきれず料金を無駄にした」(男性45歳)、「通信教育をいざ始めたが、本もとても分厚く、難しい言葉がずらりと並んでいたのでやる気が一気になくなった。無駄にお金だけを払い続けた」(女性33歳)といった声があった。

 インターネットによる調査で、現在自己啓発を行っている2905人が回答した。調査期間は7月1日から7月5日まで。

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