笑顔にしてくれる言葉、1位は断トツで「ありがとう」

[堀内彰宏，Business Media 誠]

　うれしい時や幸せな時に出る笑顔。日本人はどのくらい笑顔になっているのだろうか。

　住友生命保険の調査によると、「1日のうちで笑顔になっている時間は平均何分ですか？」と尋ねたところ、「0分」から「1日（24時間）」までの回答が寄せられ、平均は118.4分だった。

　男女別に見ると、男性（平均75.6分）より女性（平均161.1分）の方が倍以上の時間、笑顔でいるようだ。年代別では、20代以下（平均151.8分）が最も長く、50代以上（113.1分）、30代（111.6分）、40代（97.6分）の順で短くなっているようだ。

　「あなたを笑顔にしてくれる言葉は何ですか？」と聞くと、トップは「ありがとう」で48.4％と断トツ。以下、「大好き」が9.0％、「愛してる」が2.5％、「頑張ってるね」が2.3％、「かわいい」が1.8％で続いた。男女別に見ると、男性では5位に「お帰りなさい」、女性では3位に「かわいい」、5位に「おいしい」がランクインするといった特徴があった。

　そのほかの言葉では、「半額」（女性・30代）や「ただ」（男性・30代）といった財布に優しい言葉や、「若いねぇ」（女性・60代）や「やせたね」（女性・20代）といったほめ言葉、「飲みに行こう」（男性・40代）、「お父さん長生きしてや」（男性・50代）といった回答も挙がった。

　「あなたを笑顔にしてくれる歌（曲名）は何ですか？」と尋ねると、実際に結婚する親友のために作られた「Butterfly」（木村カエラ）がトップ。以下、「負けないで」（ZARD）、「世界に一つだけの花」（SMAP）、「キセキ」（GReeeeN）、「ガッツだぜ!!」（ウルフルズ）、「ありがとう」（いきものがかり）が続いた。男女別に見ると、女性では「Butterfly」がトップだったが、男性では「負けないで」がトップだった。

　インターネットによる調査で、対象は全国の男女2000人（男性1000人、女性1000人）。調査期間は6月12日から27日。