電話「かけることが多い」、しかし本音は

» 2010年08月10日 12時48分 公開
[Business Media 誠]

 あなたは電話をかけることが多いですか、それとも受けることの方が多いですか? 20〜40代の人に、プライベートの場合で聞いてみると「かけることの方が多い」人は23.5%、「受けることが多い」は76.5%であることが、アイシェアの調査で分かった。「かけることが多い」のは女性(21.5%)よりも男性(25.1%)の方がわずかに多く、40代(18.3%)に比べ20代(26.8%)と30代(27.3%)がやや多かった。

 では本音はどうだろうか。本当は電話をかけたい方か、受けたい方か聞いてみると「かけたい」とした人は19.1%。30代で「かけたい」とした人は19.6%と実態より7.7ポイント少なかった。一方、「受けたい」人は80.9%に達した。「かけたい」という人に、その理由を尋ねると「自分の自由な時間にかけられるから」「『コンタクトを取りたいんだよ』という含みを感じてほしいから」といった意見があった。また「受けたい」人からは、通話料金を気にする意見のほか、「相手の都合が分からないから」「かけられると嬉しいから」「電話をかけるのが苦手」などの意見があった。

(出典:アイシェア)

仕事で「電話をかけたい」人は3割

 仕事をしているときに、電話をかける人はどのくらいいるのだろうか。仕事で電話対応をすることが「ある」(68.9%)人に、かけることが多いか、受けることが多いか尋ねたところ、「かけることが多い」人は26.2%。一方、「受けることが多い」人は73.8%。

 また、仕事上で本当は電話をかけたい方か、受けたい方かを聞いたところ「かけたい」のは31.7%となり、プライベートの結果を上回った。「ビジネスの場では、受けかけの好みに限らず、コンタクトツールとして電話を積極的に活用している人が少なくないのだろう」(アイシェア)

(出典:アイシェア)

 インターネットによる調査で、20〜40代の男女476人が回答した。調査期間は7月21日から7月26日まで。

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