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日経平均 | 9642.12円 | ▼11.80円 |
売買高 | 15億7571万株 | − |
日経平均先物 | 9650円 | △30円 |
売買代金 | 1兆0778億円 | − |
TOPIX | 861.17 | △4.08 |
値上がり銘柄 | 935銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 378.49 | ▼2.46 |
値下がり銘柄 | 557銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1206.99円 | ▼4.86円 |
変わらず | 171銘柄 | − |
騰落レシオ | 99.97% | △7.30% |
週末の手仕舞いの買戻しで底堅いが米雇用統計の発表を控えて小動き
米国市場は底堅い展開となりましたが、為替が円高に振れたことから売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡した後も戻り切らず軟調な推移となりましたが、売り一巡後は外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅買い越しと伝えられたことや週末の手仕舞いの買戻しもあって下げ幅縮小となりました。売られすぎた銘柄などには買い戻しも見られましたが週末ということや為替を気にして買い急ぐ動きは見られず、指数は小動きとなりました。
後場に入ってからは買戻しを急ぐような場面もあり、一時堅調となる場面もありました。底堅さが見られると為替も円安に振れる展開となりましたが、米国雇用統計の発表を控えた週末ということで、大きく持ち高を増やすような動きは見られず、買戻しも限定、指数の戻りも限られたものとなりました。米国景気動向や為替動向などの懸念はあるのですが、足元の好調な決算発表を見ると売りも限定されるということで売り急ぐ動きもなく指数は底堅い展開となりました。
小型銘柄は週末の手仕舞い売りが多く軟調となるものが目立ちました。主力銘柄ほど買戻しが入らず、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに軟調となりました。先物はまとまった売り買いは散発的に見られましたが大きく指数を動かすようなこともなく、現物株が買われると買戻しを急ぎ、上値の重さが見られるとまとまった売りが出るという展開で指数に追随する動きが多く見られました。
週末の手仕舞いの買戻しで底堅い展開となりましたが、株価が下げ止まると改めて業績面からの売られ過ぎ銘柄が目立つということになりそうです。先行きに対する懸念が根強く、米国の経済指標などに敏感な反応となっていますが、決算動向と同様に「景気回復鈍化」と言うことが先に立って、どうしても悲観的な見方となってしまうようです。ここのところ発表されている経済指標も日米共に楽観的に見ればそこそこ景気の良さを示しているとも見られ、どこかで悲観的な見方が楽観的な見方に変われば、割安感が強まり、相場全体の修正が行われるのではないかと思います。
底堅さは見られるのですが、日々線が雲を意識して上値も重くなっています。RSIやストキャスティックスは調整となりそうであり、基準線と雲に挟まれた水準でのもみ合いの中で底堅さを確認して、基準線が上昇するあたりで雲の中に突っ込んで下値を確認しながら戻りを試す動きとなってくるものと思います。
基準線・転換線にサポートされて雲を意識して上値が重くなっています。RSIやストキャスティックスが調整を示唆しているような割には強い地合いといえるのかもしれません。雲の中に突っ込んでくるのか、基準線・転換線を割り込んでしまうのかで方向が決まりそうです。
前日の上げ分を下げてしまったように底値圏でのもみ合いが続いています。RSIも方向感はなく、ストキャスティックスも下値余地はあるのですが、下値を試す動きとなりつつも底堅さも見られます。戻りの鈍さを確認しては売られるような展開が続いていますが、ここで底堅さが見られるのかどうかが注目されます。
売られすぎた銘柄の買い戻しも見られた
昨日の引け後に2011年3月期の連結最終損益が従来予想の赤字から一転、黒字になる見通しを発表。好感する買いが集まり、大幅高となりました。
特に材料が出たわけでもなく、為替も円高気味であったのですが、週末ということで、手仕舞いの買戻しも入り大幅高となりました。好業績ながらも先行き不安から売られすぎたことでいったん底堅さが見られると買戻しを急ぐ展開となるものと思われます。
もともと割安感があるところに昨日の引け後に2010年4−6月期の連結決算で純利益が前年同期比12%増となったことから、週末の手仕舞いの買戻しも交え、大幅高となりました。
同社が扱う米アップル社の高機能携帯電話がNTTドコモ(9432)の回線でも使えるサービスを日本通信(9424)が始めると新聞で報じられたことが嫌気されて軟調となりました。
昨日の引け後に2011年3月期の業績予想の上方修正を発表しましたが、下期業績が実質下方修正となったことが嫌気されて売られ、大幅安となりました。下期の不透明要因をかなり慎重に見ているものと思われます。
昨日の引け後に2011年3月期連結業績の下方修正と減配を発表、嫌気する売りに押されて大幅安となりました。ゲーム関連製品の受注・売上が想定以下となったことが要因とされています。
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