三菱電機は8月4日、単結晶シリコン型太陽電池セルを採用した国内住宅用の「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール200Wシリーズ」を10月20日に発売すると発表した。200ワットの標準(長方形)モジュールと、100ワットの正方形/台形(左用)/台形(右用)モジュールの4タイプがある。価格は、標準モジュールは13万4400円、正方形モジュールは7万2765円、台形(左用)/台形(右用)モジュールは7万9380円。
同社はこれまで多結晶シリコン型太陽電池セルを採用した190W/185Wシリーズを提供してきた。しかし、屋根面積が少ない都市部住宅などでも多くの発電量を確保できるよう、多結晶シリコン型よりも変換効率が高い単結晶シリコン型を採用した200Wシリーズを新たにラインアップに追加した。
190W/185Wシリーズと同様に、セル内電気抵抗の少ない4本バスバー電極を採用。また、モジュール背面のプロテクションバーや、耐候性・耐湿性・密閉性に優れた3層構造バックフィルムや耐蝕性メッキを施したフレーム、ネジ類を採用して、多雪地域(積雪1.5メートル以下)や塩害地域(飛散した海水が直接かかる重塩害地域を除く)にも設置できるようにしている。
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