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日経平均 | 9653.92円 | △164.58円 |
売買高 | 16億8251万株 | − |
日経平均先物 | 9620円 | △130円 |
売買代金 | 1兆1862億円 | − |
TOPIX | 857.09 | △11.16 |
値上がり銘柄 | 1263銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 380.95 | ▼1.92 |
値下がり銘柄 | 282銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1211.85円 | ▼1.18円 |
変わらず | 116銘柄 | − |
騰落レシオ | 92.67% | △9.29% |
米国株高や円高一服となったことが好感され、昨日の大幅下落の反動もあって大幅高
米国市場が景気回復鈍化懸念が薄れて買い直されたことや円高一服となったことに加え、昨日の債券買い、株式売りの反動もあって買い先行となりました。好決算を発表した銘柄や好決算ながらも円高を嫌気して売られたハイテク銘柄などが買い気配から始まるなど大幅高の始まりとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きからの買いが一巡した後も値持ちのいい展開となりました。その後は円高傾向となったことで戻り売りも多く上げ幅縮小して前場の取引を終わりました。
後場に入ってからも円高となったことや半導体関連銘柄にまとまった売りも見られ上げ幅縮小となる場面もありました。ただ、一方で為替の影響の少ない内需関連銘柄が好調な決算発表などもあって買い直されて指数を押し上げ、再び大幅高となりました。昨日とは違い債券が買われることもなく、円高に振れることが「日本株買い」となって、円高にもかかわらずハイテク銘柄など輸出関連銘柄にも堅調なものも見られました。足元の業績は決して悪くはないだけに売られすぎたところでは買戻しなども入りやすく、底堅い動きとなるものと思います。
小型銘柄は見切売りなどに押されるものも多く、また銘柄の乗り換えの動きなどもあり軟調となりました。大きく売られるものは限定的でしたが東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに軟調となりました。先物はまとまった売り買いは散発的に見られましたが大きく方向付ける動きは少なく、持高調整のような買戻しや見切売りは見られたのですが、先物主導という雰囲気でもありませんでした。
後場に入ってからの動きを整理して見ると、為替はドル安でもユーロ安でもなく「円高」、株価もいったん指数は売られたものの堅調、半導体関連銘柄売られて内需銘柄=建設株や不動産株などが堅調となり、昨日の反動もあって債券は売られるという展開、朝方伝えられた外国人が大幅買い越しということも併せて考えて見ると、外国人が半導体関連株などから内需株に乗り換え、かつ債券には利益確定売り、株式は買い戻し、円を買い戻し、あるいは株式買いに併せて円を買う動きとなっているということなのだと思います。ここら相場が少し変わる可能性もありそうです。
遅行線が日々線を抜けて「好転」となりました。日々線は雲を意識して上値も重いのですが、ここからしばらくすると基準線も上昇に転じてくるので、いったんは雲に上値を押さえられる場面もあるかもしれませんが、堅調な地合いが続きそうです。RSIもストキャスティックスも下落となっているので、まだ底堅さを確認するような場面もあるのかもしれません。
基準線・転換線にサポートされて堅調となっています。遅行線は日々線を抜けて「好転」となったのですが、日々線が雲を意識するところであり、RSIは相変わらず方向感はなく、ストキャスティックスも上値余地もありながらも方向感はなく、引き続き上値を雲に押さえられ、下値は基準線にサポートされても見合いとなるものと思います。
反発となって来ましたがまだ戻りも鈍い状況です。それでも、RSIは下げ足りないながらも反発、ストキャスティックスも底値圏からの反発となりそうで、底入れ感も出るかもしれません。転換線を抜けて、出来れば基準線も抜けてくれば底入感も強まるのでしょうが、まずは底値固めということで、転換線に押されながらも底堅さが見られるのかどうかを試すことになりそうです。
業績発表に反応しきれず上値の重いものも
業績好調と見られる銘柄を見直す動きに加え、メキシコ湾の原油流出事故が収束に向かいそうと報じられたことが好感されて買われ、大幅高となりました。
昨日の引け後に2010年4−6月決算を発表、大幅黒字となったことが好感されて買い気配から始まるなど堅調な展開となりました。北米やアジア地域での販売が増加し、収益の回復が続いていることが好感されました。
昨日の引け後に2011年3月期の連結純利益が前期比35%増となると従来予想から上方修正したのですが、4−6月期の営業赤字が拡大したことや計測機器事業の増収ペースの鈍さから大手証券が投資判断を引き下げたことが嫌気されて売られました。
NAND型フラッシュメモリーの需要が伸びており、7月の取引価格が高止まりとなっていると新聞で報じられたことや円高一服となったことなどが好感されて買い先行となりましたが、半導体株が売られる流れの中で軟調となりました。
昨日の引け後に2010年4−9月期連結営業利益が前年同期比73%増になりそうだと発表、市場予想をうわまわったことが好感されて買われました。電子材料が好調だったということです。
金利低下効果に加え、7月末時点の東京都心5区のオフィス空室率が2年半ぶりに低下したことが好感されて買われ、両社や住友不動産(8830)などを含めて不動産株が総じて大幅高、堅調となりました。
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