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日経平均 | 9489.34円 | ▼204.67円 |
売買高 | 16億0520万株 | - |
日経平均先物 | 9490円 | ▼190円 |
売買代金 | 1兆1714億円 | - |
TOPIX | 845.93 | ▼13.25 |
値上がり銘柄 | 142銘柄 | - |
東証マザーズ指数 | 382.87 | ▼7.75 |
値下がり銘柄 | 1451銘柄 | - |
日経ジャスダック平均 | 1213.03円 | ▼5.69円 |
変わらず | 70銘柄 | - |
騰落レシオ | 83.38% | ▼2.56% |
米国株安や円高を受けて売り先行、持高調整のような売りも嵩んで大幅下落
米国市場は軟調、為替も円高となったのですが、特に大きく売り込まなければならないほどの大きな下落でも円高でもないにもかかわらず、寄り付きから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も大幅買い越しと伝えられ寄り付きの売りが一巡となったところでは底堅さも見られました。ただ、株が売られて債券が買われ為替が円高となったことで、さらに株が売られるといった展開で大きな下落となりました。好調な業績、業績の上方修正を発表する銘柄も軒並み売られるというような、買い気に乏しい状況で大幅安の水準で方向感のない展開となりました。
後場に入るといつものことながらさらに下げ幅拡大となりました。戻りの鈍さを確認しては手仕舞い売りを急ぐ動きも見られ、前場に引き続いて株式を売って、債券を買うような動きも見られ、大きな下げとなりました。業績好調とんされる銘柄でも買い気は乏しく、業績に関係ないところで個別の材料に反応しているものだけがしっかりとした動きとなりました。株が売られて債券が買われ、円高に振れるとまた株が売られるという状況は前場と変わらず、下値を試す動きとなりました。さすがに9500円水準を大きく割り込んで売り叩くほどの材料もなく、最後は底堅さが確認されたとあとの買い戻しもあって下げ幅縮小となりましたが、地合いの悪さを示す相場となりました。
小型銘柄も手仕舞い売り、見切売りに押されて下げるものが多くなりました。東証マザーズ指数は買い気の乏しい中で見切売りに押されて大幅安、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物は朝方からまとまった売りが見られ、株式売り、債券買いの動きのなかで、先物へのまとまった売りが指数を下押す要因となりました。目先筋の買い戻しで下げ止まる場面もあったのですが、株式売り債券買いの動きは止まらず、最後まで大きな下落となりました。
特にここまで大きく売られる要因があったとは思えず、業績面からの下支えも見られると思いました。株式売り、債券買い、そして円を買う動きがかなり出ていたものと思います。この水準からさらに債券を買い上がる動きとなり、業績上方修正を発表した銘柄が売り気配から始まったり、下げ渋ることなく大きく売り込まれるという状況はいくら先行きへの懸念があるとは言えいかにも「やり過ぎ」ということではないかと思います。「呆れ果てたる値が出れば、それが高下の境なりけり」(三猿金銭秘録)ということであり、どこかで業績面からの見直し買いもあるものと思います。
上値の重さを確認して再び下値を確認するような展開になっています。遅行線は日々線に押さえられているものの、日々線は基準線にサポートされて底堅さも見られ、遅行線が日々線に押されながら大きく下落となるというよりは遅行線が今度は日々線のサポートを確認するような動きになってくるのではないかと思います。RSIやストキャスティックスはまだっ調整が必要という感じでもあり、基準線のサポートを確認しながら雲に上値を押さえられるような動きが続くものと思います。
遅行線が日々線に上値を押さえられて軟調となっていますが、日々線が基準線や転換線にサポートされて底堅くなっています。RSIは中途半端な位置からの調整、ストキャスティックスも高値圏からの調整となっており、遅行線が日々線に絡みながら調子となる可能性もありそうです。ただ、この水準で踏ん張れば、基準線をサポートに雲に上値を押さえられるようなもみ合いとなるものと思います。
思い切って売られると言うことでもないのですが、軟調な地合いが続いています。ストキャスティックスは底値圏に近づきそろそろ底堅さも見られるところだと思いますが、RSIはまだ下落が続きそうで、反発力も鈍いものと思います。転換線に上値を押さえられながら底値固めと言うことではないでしょうか。
業績に関係なく売られる
昨日の引け後に7月既存店売上高が前年同月比7.9%増と好調、既存店の来店客数も14.5%と大幅に伸びたことが好感されて買われ大幅高となりました。
2011年3月期に次世代ゲームソフト用LSIが収益に寄与してくることなどから会社計画を上回り、増益を達成しそうだと大手証券がレポートしたことから、幕間つなぎ的な材料として注目されて買われ、大幅高となりました。
昼の時間帯にインドネシアなど東南アジアでの二輪車販売が好調ということで、2010年12月期連結最終損益を大幅に上方修正したことが好感されて買われましたが、買い一巡後は円高を嫌気するように売られ、軟調となりました。
昨日の取引時間中に決算を発表、好調な決算となったのですが、下期の業績予想は開示していないものの、記者会見での厳しい見方もあり、先行きに対する懸念が膨らみ大幅下落となりました。
昨日に1-6月期の連結決算を発表、合わせて2010年12月期通期の見通しの上方修正となったのですが、既に1-6月期の最終損益の上方修正を発表していたことで驚きに乏しく、出尽くし感から売られ、軟調となりました。
後場になって大幅高となりました。後場の取引時間中に2010年4-6月期の好調な決算を発表、加えて、発行済み株式総数の1.43%に相当する300万株を上限とする自社株の取得枠を設定したことも買い要因となりました。
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