今回披露されたテスラ・ロードスターは、内装に特別な仕掛けが施されている。テスラのチーフデザイナー、フランツ・フォン・ホルツハウゼンが手掛けたデザインには、タグ・ホイヤーのアバンギャルドなデザイン要素が盛り込まれ、バーゼルで披露されたコンセプトウォッチを収めるリムーバブルコンソールを装備。また1/5秒まで計測する限定モデルのストップウオッチも搭載されている。
エキシビジョンの注目の的となったのは、コンセプトウオッチ「ペンデュラム」だ。世界初のヘアスプリングを使用しない機械式ムーブメントを搭載したモデル。機械式時計には欠かせないヘアスプリングの代わりに、磁石を利用した“目に見えない”仮想スプリングを使うことによって、究極の精度を極めるというもの。
「この小さななかに、時間を刻む宇宙が入っているかのようですね。驚きです。でも150年間誰も生み出すことのできなかったアイデアを、見つけ出す原動力はどこからやってくるのでしょう?」
ゲスト・アンバサダーの杏さんが尋ねると、タグ・ホイヤーCEOジャン・クリストフ・ババン氏は答えた。
「それは人間の心臓を開発するような、緻密さと忍耐が求められる試練です。でも私たちはそれを乗り越えなければならない、乗り越えられると信じて革新を続けてきたのです」
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