「アルファロメオ・ジュリエッタ」が日本初公開(1/6 ページ)

» 2010年08月02日 16時37分 公開
[日岐まほろ,エキサイトイズム]
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 フィアットグループオートモービルズジャパンは7月22日、来年日本に導入予定のニューモデル「アルファロメオ・ジュリエッタ」を日本で初公開した。これは、同ブランドの創業100周年を記念するイベントの一環として行われたもの。舞台となったのはヴィンテージカーコレクションの展示会として世界的に有名なイベントの1つ「東京コンクール・デレガンス」だ。

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 ジュリエッタは4351×1798×1465ミリ(全長×全幅×全高)のディメンションとなるハッチバックボディを持つモデルで、アルファロメオ147の後継にあたる新型車。スタイリング上の大きな特徴は、8Cコンペティツィオーネに通ずる個性的なフロントマスク。このテーマはすでにアルファロメオのエントリースポーツ「MiTo」でもおなじみとなっているが、ジュリエッタではLEDライトによるデイライトランニングランプ(DRL:昼間点灯ライト)テクノロジーが組み込まれるなど、その表情はひと際精悍なものとなっている。

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 ジュリエッタのパワーユニットには、低燃費や低CO2排出量など優れた環境性能と高性能とを両立する「マルチエアテクノロジー」が導入された排気量1.4リットルの直列4気筒ターボエンジンを主力に、3種のガソリンターボと2種のディーゼルターボが用意される。

 最も高性能となる1750TBiエンジンは、235馬力の最高出力を発揮。1750TBiは排気量わずか1742ccの直列4気筒ターボエンジンであるが、ジュリエッタに時速242キロの最高速と時速100キロまでの加速が6.8秒という、大排気量スポーツモデル並みの性能をもたらすという。トランスミッションはおなじみの6速MTのほか、ツインクラッチ式MTの「アルファTCTトランスミッション」も用意される。この新型ツインクラッチ式ミッションは、日本国内ではすでにMiToに搭載されている。

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 エンジンのレスポンスやステアリングフィール、スタビリティコンロール制御などをドライバーの好みに合わせコクピットから調整することが可能な「アルファロメオD.N.Aシステム」は、もちろんこのジュリエッタにも採用される。ドライビングファンを前面に打ち出すアルファロメオらしさを、存分に味わうことができるモデルとなっている。日本国内における正式な導入時期やモデルラインアップはいまのところ未定だが、この美しく情熱的なイタリアンスポーツの上陸に、いまから胸が高鳴るばかりだ。

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