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日経平均 | 9537.30円 | ▼158.72円 |
売買高 | 21億1640万株 | − |
日経平均先物 | 9530円 | ▼160円 |
売買代金 | 1兆3849億円 | − |
TOPIX | 849.50 | ▼11.77 |
値上がり銘柄 | 208銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 398.48 | ▼5.44 |
値下がり銘柄 | 1394銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1221.90円 | ▼2.58円 |
変わらず | 69銘柄 | − |
騰落レシオ | 77.15% | ▼4.54 % |
好決算への反応は鈍く、米国株安や円高に過剰な反応となって大幅下落
好調な決算発表が多く見られたのですが、好材料視されず、米国株安や円高となったことから売り先行となりました。朝方発表された鉱工業生産指数も予想に反して前月比低下となったこともあり、景気の先行きに対する警戒感から寄り付きの売りが一巡した後も買いが入らず、大幅下落となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたのですが、特に材料視されることもなく、通期業績を上方修正しながらも売り気配から始まるものも見られるなど週末・月末の手仕舞い売りもかさんで大きな下げとなりました。
後場に入ってからも売りは止まらず下値を試す場面も見られました。昼の時間帯や後場に入ってから好調な業績を発表するものが依然として多いのですが、反応する銘柄も散見されましたが総じて反応は鈍く、逆に芳しくない決算には敏感に反応すると言うように典型的な地合いの悪さ、目先の需給に振らされる相場となりました。結局、最後までお化粧買い期待の買いも見られず、好決算への反応はなく大幅安の引けとなりました。
小型銘柄も、決算動向などに関係なく手仕舞い売りに押されるものが目立ち、買い気の乏しい中で大きな下げとなるものも見られました。東証マザーズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均は見切売りも限られて軟調というに止まりました。先物は朝方はまとまった売りが多く、指数を下押す要因となりましたが、前場中ごろからは散発的なまとまった売り買いが見られるだけで指数を大きく動かすような動きはありませんでした。目先筋の売り買いが中心となっていたようです。
決算などは関係ないかのように大きな下げとなるものが見られました。これまで好決算が織り込まれていたのであれば材料出尽くしとなったり、先行きへの警戒感で売られるのはまだ理解できるのですが、安値圏でのもみ合いのなかで好決算、上方修正を発表しながらも大きく売られる銘柄が多く、地合いの悪さを如実に表しているものと思います。ただ、逆に言えば地合いの悪さや目先的な需給要因で売られているだけなので、為替が落ち着き、景気に対する不安が、不安だけで終わるようなことになれば見直されて来るものと思います。
遅行線が基準線や日々線に押されたように軟調となりました。下落が続く基準線がサポートとなってはいるのですが、「はらみ足」を下に放れたことでもあり、基準線・転換線での底堅さを確認することになるのでしょう。RSIは高値圏に近いところで下落となり、ストキャスティックスも高値圏にあるので、遅行線が日々線に絡むような調整となるのではないかと思います。
基準線の下落に合わせるように調整となています。RSIは中途半端な位置で方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏にあり、いったん遅行線が日々線に押されながら下値を確かめるような場面もあるのかもしれません。基準線の下落が止まるところでもあり、底堅さが見られるのかどうかが注目されます。
下落が続く基準線に押されるように下値を探るかのような動きになっています。RSIも方向感のない展開となってしまいましたが、ストキャスティックスはまだ上昇が続いており、戻りを試す動きになってくるものと思います。基準線の下落も来週には止まり、底堅さを確認して堅調な展開となりそうです。
好決算に反応せず先行き不安から大幅下落
買い気配で始まり大幅高となりました。昨日引け後に発表した2010年4−6月期決算は営業損益が予想を大きく上回る黒字となったことや2011年3月期通期の利益予想も上昇修正したことから、買われました。
昨日の引け後に2010年4−6月期の好調な業績と4−9月期と2011年通期連結業績の上方修正を発表したのですが、先行きへの懸念が根強く売り気配から始まり大幅安となりました。
昨日の大幅下落の反動や改めて好業績を見直す買いが入り大幅高となりました。年初来安値を更新したこともあり、売られすぎの修正ということもあって買われました。
後場に上昇に転じ大幅高となりました。後場の寄り付きに2011年3月期の純利益が前期比3倍になりそうだと発表。従来予想(70%増)を大幅に上方修正、好感する買いが入って買いが入って後場から一転大幅高となりました。
後場に入って下げ幅拡大となり、最後は戻したものの、一時大幅安となりました。前引け後に発表された2010年4−6月期連結営業利益が前年同期比23%増と4−6月期としては過去最高となったのですが、好業績期待が強かっただけに地合いの悪さから材料出尽くし感となりました。
後場の取引時間中に2010年4−6月期の連結決算を発表、純利益が前年同期比2倍になったと発表されたのですが、地合いの悪さから特に材料視されず、軟調となりました。
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