話題の西武池袋本店で、人気見本市が「そのまま買える」

[本間美紀，エキサイトイズム]

　最近、リビングフロアがリニューアルした東京・西武池袋本店。百貨店の家具売り場やリビングフロアが苦戦を強いられる中、最新のデザインアイテムがそろうと、百貨店の中でも熱い注目を集めている。

　そんな話題のフロアに併設した催事場で「インテリア ライフスタイル」とのコラボ企画「インテリア ライフスタイル at SEIBU」が7月29日から開催される。

　インテリア ライフスタイルとは、毎年6月に東京ビッグサイトで開催されているデザイン・インテリアの国際見本市。通常は商談専門見本市のため、一般の人の目に触れることは少ないが、実は日本をはじめとする世界の最新デザイングッズの情報が集まって圧巻だ。ドイツで開かれる世界最大級の国際見本市がベースのため、欧州のセンスのいいグッズにも強い。

　その参加企業からセレクトされた新作や人気アイテムが西武池袋本店の売り場に集結。人気見本市会場の感動のまま、お買い物ができるというイベント企画だ。

　扱う商品は食器や生活雑貨から、手軽な家具まで。今日買えば、明日から暮らしが変わるような、そんなきっかけを与えてくれるアイテムが多い。登場のブランドは、すでに日本のデザインショップの人気ブランドがお目見え。1カ所でまとめて見られて、買うこともできる機会は意外となかったので必見といえる。

　ひねりの効いたオモシロアイテムの「アッシュ コンセプト」、繊細で薄いガラスが美しい「木村硝子店」、北欧や日本のエコグッズがそろう「オフィスオクト」、モダン竹細工の「テオリ」、独自のセンスで日本の伝統技術を形にする「丸若屋」、英国のデザインユニットが開発、大ヒット商品になった「ジョセフジョセフ（マキノトレーディング）」のキッチングッズ……。

　ここでは書ききれないほどの、デザイングッズがそろい、まさに西武池袋本店の7階催事場を「インテリア ライフスタイル」が‘ジャック’してしまう。

　期間中はトークショーも開かれる。人気絶頂のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン氏が「リビングウィズフラワー」をテーマに実演を行い、コーヒーハンター川島良彰氏はコーヒーの文化や気分を暮らしに取り入れようと提案する。

　また期間中は7階インテリアフロアの常設のインショップや売り場も、さらにパワーアップ。7月28日〜8月10日までの2週間にイベントが目白押し。夏のバーゲンに続いて、さらに買い物心に火がつきそうだ。夏のおみやげはデザイングッズなんて、ちょっとしゃれているかも。