光岡自動車は、2シーターオープンカー「卑弥呼Classic」を20台限定で発売した。価格は、5速MTの「卑弥呼Classic ST」が488万円、6速ATの「卑弥呼Classic HT」が525万円。
2008年12月に登場した卑弥呼は、マツダ・ロードスター(3代目)をベースにしたオープンカー。卑弥呼Classicでは、7対3の比率となるロングノーズ・ショートデッキデザインなど、クラシカルテイストを前面に押し出した。
ボディカラーは、ブリリアントブラックがベースで、サイドにストロングレッドが入る2トーン。シートとドアトリムには本革を用い、1枚ずつ職人が手作業で縫製する。ルーフは、STがソフトトップ、HTがパワーリトラクタブルハードトップになっている。
サイズは、4575×1725×1245ミリ(全長×全幅×全高、HTは全高が1255ミリ)、車両重量は1230キロ(HTは1280キロ)。ホイールベースは3030ミリと長めだ。
エンジンは、マツダのLF-VE[RS](2リットル水冷直列4気筒DOHC)を搭載する。最高出力はSTが170馬力/7000rpm、HTが162馬力/6700rpm、最大トルクはどちらも189ニュートンメートル/5000rpmと、ベース車両と同じだ。
光岡自動車では、「合理化が進むものづくりにおいて自動車はもはや『家電化』し、心を失った『製品』になりつつある。私たちは自動車に夢(ロマン)を求め続ける」とコメントしている。
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