クラシカルかつスポーティな2シーター「卑弥呼Classic」――光岡

» 2010年07月28日 19時30分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 光岡自動車は、2シーターオープンカー「卑弥呼Classic」を20台限定で発売した。価格は、5速MTの「卑弥呼Classic ST」が488万円、6速ATの「卑弥呼Classic HT」が525万円。

卑弥呼Classic 卑弥呼Classic(出典:光岡自動車)

 2008年12月に登場した卑弥呼は、マツダ・ロードスター(3代目)をベースにしたオープンカー。卑弥呼Classicでは、7対3の比率となるロングノーズ・ショートデッキデザインなど、クラシカルテイストを前面に押し出した。

卑弥呼Classic卑弥呼Classic (出典:光岡自動車)

 ボディカラーは、ブリリアントブラックがベースで、サイドにストロングレッドが入る2トーン。シートとドアトリムには本革を用い、1枚ずつ職人が手作業で縫製する。ルーフは、STがソフトトップ、HTがパワーリトラクタブルハードトップになっている。

卑弥呼Classic卑弥呼Classic (出典:光岡自動車)

 サイズは、4575×1725×1245ミリ(全長×全幅×全高、HTは全高が1255ミリ)、車両重量は1230キロ(HTは1280キロ)。ホイールベースは3030ミリと長めだ。

 エンジンは、マツダのLF-VE[RS](2リットル水冷直列4気筒DOHC)を搭載する。最高出力はSTが170馬力/7000rpm、HTが162馬力/6700rpm、最大トルクはどちらも189ニュートンメートル/5000rpmと、ベース車両と同じだ。

 光岡自動車では、「合理化が進むものづくりにおいて自動車はもはや『家電化』し、心を失った『製品』になりつつある。私たちは自動車に夢(ロマン)を求め続ける」とコメントしている。

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