「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。
※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。
ビートが再熱している。ビートのバイブル、ジャック・ケルアックの書籍「オン・ザ・ロード」発刊から50年。映画化も決定し、再び注目を集めているという。
1950年代から1960年代にかけて、変容していくアメリカに生まれたビートカルチャーは、社会や常識にとらわれることのない本質を見つめる、ある種の文化革命であった。文学から、音楽、アートへと広がったその世界は、現在のポップカルチャーの源でもある。
東京・原宿のTOKYO HIPSTERS CLUBでは、ビートカルチャーをテーマにした展覧会を2部構成で開催中だ。第1弾の「ビートの言葉展」は、ビートの中心人物であったキンズバーグ、ケルアック、バロウズをはじめ、その周辺の詩人や作家の世界を紹介している。
「BEATとはBE-AT、そこにいること、ときめいていることだ!」
ジャック・ケルアック
「ビートジェネレーションとはアイディアではなく、ヴィジョンなのだ」
ジョン・クレロン・ホームズ
「書籍にしまわれるのでなく、音楽の中に、人々の呼吸の中に流れ込んでいく行きた言葉」
グレン・オブライエン
さまざまに切り取られた、ビートの言葉たちが、会場を埋め尽くす。閉塞した現在の日本で、ビートの言葉がボヘミアン新世代にどう届くのだろうか?
同時に‘ON THE ROAD’をテーマに、10人のクリエーターがTシャツをデザイン。それぞれ限定100枚、各5880円で販売している。
今年6月に発刊された、「オンザロード」(河出書房新書、青山南訳)の文庫のカバーを手がけた画家・下田昌克氏は、Tシャツのデザインと同じ作品でオリジナルブックカバーも製作。会場で革ヒモを手作業で縫い付けたハンドメイドである。こちらも書籍とともに販売中だ。
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