好決算期待銘柄に注目
パソコンなどに内蔵するハードディスク駆動装置(HDD)の基幹部品である磁気ヘッドを年間生産量を3割以上増産する。年末にかけて部品の逼迫が見込まれるなか、増産体制でHDDメーカーの要求にこたえる。
年内に、インドに同社製の繊維機械の取り付けや保守・点検サービス、交換部品の販売を手掛ける子会社を設立する。インド政府が衣料用織物の産地育成を強化する中、織り機の需要は回復しており、一層の市場拡大が見込めると判断した。
携帯端末向け次世代放送を視聴できるスマートフォン(高機能携帯電話)を米通信大手に供給する。日本では同放送が2012年から始まる予定で、国内メーカーによる端末開発で実用化に弾みがつきそうだ。
電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池用電極の量産を始めた。ほぼ全量が日産(7201)向け。2010年度中に年間生産能力をEV約10万台分に増強する。EVの市場拡大に合わせ、2010年度中に一段と生産能力を増強する可能性もある。
福岡県と共同で、中国とベトナムで水処理やリサイクルなどの環境関連事業に乗り出す。千代田化工が有害物質の除去設備やリサイクル機器などの需要や採算性を調査。事業プロジェクトをまとめて福岡県に提示、県は県内企業の受注につなげる。
中国の上海近郊に自動車のブレーキ用摩擦材の生産工場を設ける。主に日系・韓国系自動車部品メーカーの中国工場に摩擦材を供給し、需要が急伸している中国市場でのシェア拡大を目指す。
売り 2400万株
買い 1480万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング