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日経平均 | 9430.96円 | △ 210.08円 |
売買高 | 19億6339万株 | − |
日経平均先物 | 9440円 | △240円 |
売買代金 | 1兆2416億円 | − |
TOPIX | 841.29 | △15.81 |
値上がり銘柄 | 1360銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 389.49 | △6.08 |
値下がり銘柄 | 200銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1216.16円 | △4.41円 |
変わらず | 105銘柄 | − |
騰落レシオ | 75.51% | △6.20% |
米国株高を好感し決算発表に対する期待もあって大幅高
米国株が好調な企業業績の発表を受けて堅調となったことや為替が落ち着いていることから買い先行となりました。業績好調といわれながらも売られていたような銘柄を中心に買い気配から始まるものも多く、寄付きから大幅高となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も金額ベースも買い越しで株数ベースでは大幅買い越しとなったことから寄り付きの買いが一巡した後も値持ちが良く、持高調整の売りも一段落、週末の手仕舞いの買戻しもあって大きな上昇となりました。
後場に入ってからも持高調整の売りは見られず、週末のヘッジ売りも限定的で一段高となる場面もありました。手仕舞い売りも早めに出たことで、売り手が少なく、持高調整の売りではなく買いも見られ、ヘッジ売りなどをこなして大きな上昇が続きました。足元の業績が好調とされる銘柄も多かったのですが、先行きに対する警戒感が根強く、買い切れなったものが米国でも楽観的な見方も見られるようになったことで、改めて好業績が期待される銘柄が買い直され、売られすぎ銘柄の修正から買われたものと思います。
小型銘柄も好業績が期待される銘柄を中心に買われ堅調となるものが見られましたが主力銘柄が大幅高となるなかで上値のお思い展開となり、東証マザーズ指数は大幅高となったものの、日経ジャスダック平均は堅調と言うにとどまりました。先物は週末ということもあってヘッジ売りなども見られましたが、それ以上に買戻しを急ぐ動きもあり、寄付きから指数を押し上げました。前場はまとまった売り買いも少なかったのですが、後場は散発的ではあるのですが、まとまった買戻しも見られ、指数を押し上げる場面もありました。
経済指標の状況も個別企業の決算動向も昨日までとそれほど変わりはないのですが、市場の雰囲気が変わると業績面からの割安感やここまでの売られすぎからの反動などもあって、いっせいに買いに転じるようです。また、持高調整の売りも一巡となり、改めて業績面からの売られすぎの修正もあったものと思います。週末の欧州金融機関のストレステスト(資産査定)を無事通過しセンチメントがここで変わったとするのであれば、来週以降本格化する決算発表に素直な反応となって、好業績銘柄を中心に決算動向に反応しながら戻りを試す動きとなるかもしれません。
転換線まで戻りました。RSIは中途半端な位置で上昇となり方向感はないのですが、ストキャスティックスは底値圏からの反発を示唆しており、本日堅調な始まりとなって陽線となったことから、「三川」のような形で底入れ感も出てきました。基準線や7月14日の高値水準を抜けるまでは底入れ確認とは行きませんが本日の上昇で売り難くなり、底堅さが確認されるものと思います。
転換線まで戻りませんでしたが、高く始まって陽線となったことで底入れ感も出てきました。RSIは下げ足りない水準ですが上昇となり、ストキャスティックスも底値圏からの反発を示しており、戻りを試す動きが続くものと思います。まずは転換線を抜けて下落となりそうな基準線までのもどりを試すことになりそうです。
底堅さも見られるのですが方向感のない展開となっています。RSIも上昇が止まり、中途半端な位置にあり、ストキャスティックスも底値圏からの戻りを試す動きにはなっているのですが、まだ不安定、下げ足りない感もあり、もう少し底堅さを確認するような動きとなるのかもしれません。
好材料に反応するも週末とあって鈍い動き
2010年4−6月期の連結営業利益が検査装置の販売が回復したことから、黒字となったようだと新聞で報じられ、業績回復を素直に好感、堅調となりました。
米建設機械会社が新興国などでの需要が好調ということで好調な決算と予想を上回る業績見通しを発表して買われたことを受けて、同業の両社も収益上振れ期待が強まり、大幅高となりました。
昨日の引け後に2010年4−6月期の連結決算が前年同期比9%減、4−9月期見通しも18%減を見込んでおり、減益を嫌気した売りに押されて軟調となりました。
4−6月期の連結営業利益が前年同期比19%増となった公算が大きいと新聞で報じられ、好感する買いが入り堅調となりました。
金利低下の恩恵があるとして不動産株全般が堅調となるなかで、マンション事業が好調、完成在庫が減少に転じたとして大手証券が投資判断を引き上げたこともあって、上げ幅を広げ大幅高となりました。
パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)の生産増を背景に、韓国や台湾などアジアの半導体メーカーが設備投資を拡大、2010年4−6月期の半導体製造装置受注高が1−3月期に比べ56%増えたもようだと新聞で報じられて業績上振れ期待から買われて大幅高となりました。
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