コラム
» 2010年07月21日 08時00分 UPDATE

ベストなお見合い戦略から日本の未来を考える (1/2)

20人とお見合いして、よりよい人を選ぶためには、どういう戦略を持って臨んだらいいのだろうか? 筆者はその戦略の本質は、ビジネスや政治などにも応用できると主張する。

[中村修治,INSIGHT NOW!]
INSIGHT NOW!

 ズルズル、ダラダラと何も決められないままに時間が過ぎていく。結婚も、ビジネスチャンスも後手後手に回っていく。そんなあなたに紹介したいのが、「心理学ステーション 世界一セクシーに心理学を学べるサイト」に掲載されていた問題だ。

【問題】

 あなたは今から、20人の異性と順番にお見合いします。ここでルールがあります。

1.結婚を申し込んだ時、相手から断られることはないものとする

2.結婚を申し込めるのは一度だけ

3.一度断った相手とは二度と会えない

 さてここであなたは、できる限りベストな異性と結婚したいと思いました。こんな時、あなたならどうしますか?

 このルールはリアルな場面ではありえないが、心理テストなので「あり」としよう。

 合計20人もいるのだもの、1人目がどんなにステキでもベストな異性だと決められないのが人の性だろう。でも、最後の20人目まで迷うのも危険だ。20人目がとんでもない人だったら、その後悔はどれくらい深くなることだろうか。

 この心理テストの模範解答は、「ズルズル、ダラダラで何も決められない性質の人たち」にとってはとても参考になる。

【模範解答】

1.最初の5人は、どんな異性であろうと断る

2.6〜10人目の相手がそれまでの「1位」なら、その人と結婚する

3.11〜13人目の相手がそれまでの「1位か2位」なら、結婚する

4.14〜15人目の相手がそれまでの「3位以内」なら、結婚する

5.16人目がそれまでの「4位以内」なら、結婚する

6.17人目がそれまでの「5位以内」なら、結婚する

7.18人目がそれまでの「7位以内」なら、結婚する

8.19人目がそれまでの「10位以内」なら、結婚する

9.20人目まで結婚しなかったら、20人目と結婚する(しかない)

 「心理学ステーション 世界一セクシーに心理学を学べるサイト」の解説によると、この方法を使えば、平均して3位以内の人と結婚できるという。“平均して”3位以内というところがミソだ。模範解答の5のあたりからは「4位以内なら」「5位以内なら」という選択になるので、ズルズルいくほどに結果は妥協の産物になるわけだ。

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