円高に反応か
半導体事業子会社を米半導体メーカーに売却する。パナソニック(6752)傘下入りで進めている事業再構築の一環で、三洋にとって長年の経営課題だった不採算の半導体分野から撤退することになる。
ロンドン証券取引所に上場している南アフリカのIT(情報技術)大手を買収する。国内の通信事業が伸び悩む中で10年ぶりの本格的な海外進出。法人向け情報システム分野を切り開き、今後の事業拡大に期待する。
欧州東南部のアルバニア、コソボ、マケドニアの3カ国で新たに今夏から化粧品の販売を始める。バルカン半島の3カ国は政情が安定化し、富裕層も増えてくると見て進出を決めた。これで、進出国が77カ国・地域になるが、まず3カ国とも2〜3店舗で扱いを始めて売り上げ動向を見ながら拡大する。
年内を目処に米国で電気自動車向けのリチウムイオン電池材料を製造・販売する共同出資会社を設立する。クレハが大半を出資する見通しで2013年初めを目処に米国に工場を新設する。このほど米車載リチウムイオン電池大手がクレハが製造する電池の負極材の採用を決定した。
電子機器の消費電力を抑制する「パワー半導体」の生産能力を増強する。ウエハー処理能力は2009年度比1.5倍になる。鉄道や自動車用などの複合部品として組み込み、2015年にパワー半導体事業で売上高1500億円を目指す。
ロシアの自動車最大手と提携強化を通じて新興国への攻勢を一段と強める。地元メーカーと提携で投資リスクを分散、成長が期待できるロシアでの事業基盤を早期に固める。
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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