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日経平均 | 9685.53円 | ▼109.71円 |
売買高 | 15億4695万株 | − |
日経平均先物 | 9670円 | ▼120円 |
売買代金 | 1兆0668億円 | − |
TOPIX | 856.60 | ▼14.13 |
値上がり銘柄 | 180銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 398.31 | ▼7.15 |
値下がり銘柄 | 1423銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1232.14円 | ▼2.76円 |
変わらず | 70銘柄 | − |
騰落レシオ | 94.48% | ▼8.50% |
米国株高にもかかわらず世界的な景気減速懸念や手仕舞い売りに押されて大幅下落
米国市場は堅調となったのですが、注目されるイベントや経済指標の発表を前に前日の大幅高の反動もあって売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が金額ベースで売り越しとされたことや、為替が若干円高方向に振れていたこと、また昨日の大幅高の反動もあって、寄付きの売りが一巡した後も戻りは鈍く、戻りの鈍さを確認して売り直されるというような展開で軟調となりました。中国の経済指標の発表や米国の景気指数の発表などを控えていることから、買い手控えとなって安値圏でのもみ合いとなりました。
後場は中国でインフレ懸念が薄れたことなどから買戻しが入り、寄付きから戻り歩調となりましたが、寄り付きの買いが一巡するとすぐに売り直され、今度は中国での景気拡大の鈍化が懸念されて売り急ぐ動きも見られました。さすがに下げ幅をどんどん拡大するような動きはなかったのですが、戻りも鈍く、安値圏のもみ合いが続きました。引けを意識する時間帯になっても買戻しを急ぐでもなく、好材料に反応して堅調となっていた銘柄も伸び悩むものが多く、指数もいっこうにもどることはありませんでした。好決算への反応も長続きせず、大幅下落となりました。
小型銘柄も昨日の反動もあって軟調となりました。上値の重さが見られるとすぐに手仕舞い売りが出るという感じで、東証マザーズ指数は大幅下落、日経はジャスダック平均も軟調となりました。先物は後場の寄り付きはまとまった買戻しもありましたが、朝方はまとまった売りも多く、指数の上値を押さえる要因となっていました。後場も寄り付きの買い以外はまとまった買いは見られず、まとまった売りが出るところでは指数を下押す要因となるなど、終始冴えない展開となりました。
昨日の大幅高の勢いが続きません。悪材料ばかりではないと思われるのですが反応が悪く、好材料への反応は限定的、悪材料にはしっかりと反応するいうことのようです。信用収縮の動きが続いているのかもしれませんが、特に大幅安となるところまで売られる理由のないなかで、昨日の反動で売られたような感じです。業績の上方修正への反応も株価の水準訂正というような動きにはならず、決算動向が出揃って、先行きに対する楽観的な見方が少しは増えないことには相場の水準訂正もままならないと言うことなのでしょう。
何とか基準線にサポートされましたが、明日も堅調とならないと遅行線が日々線を下回ってしまいそうです。RSIはまだ上値余地もありますが、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、基準線にサポートされながら雲に上値を押さえられて日柄の調整となるか、遅行線が日々線を割り込んだことが嫌気されて、日々線も基準線を割り込んで転換線のサポートを確認するような調整となるものと思います。
基準線を割り込んでしまいました。遅行線はかろうじて日々線にサポートされたものの、遅行線が絡む日々線が急騰しているところにあたり、いったん日々線を割り込んで調整となるかもしれません。RSIはまだ上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており、日々線が転換線のサポートを確認しながら調整となるか、再び基準線を抜けて雲を目指す動きになるのか、明日の動きで決まりそうです。
転換線のサポートを確認しながら上値の重い展開でもみ合いとなっています。ストキャスティックスは上値余地があるのですが、下落を示唆しており、ここで踏ん張れるのかどうかという感じです。RSIは上昇が続いてまだまだ上値余地もあり、引き続き転換線にサポートされながら、下落が続いている基準線を窺うような動きは見られるものと思います。
前日の大幅高の反動から手仕舞い売りに押されて軟調
世界的な需要増加を受けて半導体装置メーカーの受注が回復していると新聞で報じられたことに加え、米国市場では連日半導体関連銘柄の好調な決算が発表されているにもかかわらず、手仕舞い売りに押されて大幅下落となりました。
2010年4−6月期の連結営業利益が前年同期比約2割増となりそうだと新聞で報じられたことや為替が円高に振れたことが好感されて買われ、堅調となりました。
昨日の引け後に中国繊維大手との資本業務提携を受けた計画のなかで、2021年2月期までの10年間で中国に2000店以上を出店する方針が示され、中国の経済成長の恩恵で収益が改善するとの思惑から買われ、堅調となりました。
特に悪材料が出たわけでもないのですが、昨日までの大幅上昇の反動から軟調となりました。営業増益率が相対的に低いとして外資系証券が投資判断を引き下げたことも下げを加速したようです。
中国系の企業と提携し、原料炭を中国の鉄鋼会社に販売すると発表、収益拡大期待もあったのですが、中国の経済指標が芳しくなかったことや前日堅調となった反動もあり、目先筋の利益確定売りに押されて軟調となりました。
後場に発表された6月の首都圏の新築マンション発売戸数が前年同月比66.6%の大幅増、5月と比べても35.8%増加、昨年12月以来の高水準となったことが好感されて買われ、手詰まり感の強い相場の中で堅調となりました。月間契約率も4年10カ月ぶりの高さとなりました。
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