人気の枕素材、トップは「低反発ウレタン」、「枕は使わない」という人も

[堀内彰宏，Business Media 誠]

　忙しい社会人でも、確保しておきたいのが睡眠時間。快適な睡眠をとるために重要なのが枕だが、どのような枕を使っている人が多いのだろうか。

　アイシェアの調査によると、「普段の睡眠時、どのような素材の枕を使っていますか？」と尋ねたところ、トップは「低反発ウレタン」で34.7％。以下、「綿」が15.5％、「そばがら」が12.1％、「羽根・フェザー」が8.9％、「パイプ」が8.9％、「ビーズ」が6.0％で続いた。一方、「枕は使わない」という人も10.5％いるようだ。

　男女別に見ると、「綿」の割合は女性（13.4％）より男性（17.0％）の方が高く、「羽根・フェザー」の割合は男性（6.3％）より女性（12.5％）の方が高かった。

　枕を使用している人のうち、現在使用している枕の使い心地に「満足（とても満足＋どちらかというと満足）」という割合は77.2％と、5人に4人弱は満足しているようだ。

　多くの人が満足しているようだが、満足していない人に「現在の枕の使い心地について、どのような点に最も不満がありますか？」と聞くと、最も多かったのは「首が凝る」で29.1％。以下、「疲れが取れない」が18.4％、「肩が凝る」が17.5％、「寝つきがよくない」が11.7％で続いた。

　どのように枕を選ぶのだろうか。枕を使用している人に「枕を購入する時、枕選びで最も重要視するポイント（価格以外）はなんですか？」と尋ねると、「高さ」（32.8％）や「感触」（32.4％）を挙げる人が多かった。以下、「素材」が8.4％、「形状」が8.0％、「機能性」が6.2％、「通気性」が3.8％で続いた。男女別に見ると、「高さ」は男性（25.9％）より女性（42.2％）の割合が高く、「感触」は女性（22.4％）より男性（39.8％）の割合が高かった。

　インターネットによる調査で、対象は20〜30代男女504人（男性57.1％、女性42.9％）。調査期間は6月24日から29日。