<NYダウ>休場
<NASDAQ>休場
<為替:7:00現在>87.75
米国市場は独立記念日の振り替えで休場となりました。
欧州市場は軟調となりましたが、為替は比較的落ち着いており、日本市場への影響は少ないものと思われます。
米国では景気回復鈍化が懸念され、中国でもバブル退治からこれまでのような熱狂的な経済の拡大は一段落となって来そうです。ただ、世界的な経済の拡大は依然として続いており、景気回復のスピードが鈍化しても景気後退にはならず、株式市場も落ち着きを取り戻せば企業業績などを織り込んで戻りを試す展開となりそうです。
昨日の日本市場は閑散、小動きながらも堅調となりました。先週までの持高調整の売り一巡感や円高一服となったことから買戻しを急ぐものも見られ、総じて堅調となったものと思われます。ただ、買戻しが主体という感じで積極的に買い上がる動きにも乏しく、方向感のない展開で上値も限定的となりました。先週末と同様に売りが止まると底堅さも見られるのですが、疑心暗鬼な相場であり、積極的に買い上がるだけの材料がないと盛り上がりに欠ける展開で上値も重いようです。
本日の日本市場は米国市場が休場、為替も落ち着いており、昨日同様に売られすぎの修正は続くものの上値も限定的となりそうです。疑心暗鬼の相場のなかでは足元の業績では割安感が強まっていても、先行きに対する警戒感も根強く、なかなか買い切れないケースも多いものと思います。夏のボーナスシーズンということもあり、個人消費の底堅さなどに注目して見ても良いのではないかと思います。安いものだけが売れる消費から少し変化が見られるものと思います。
日経平均は9000円を割り込む恐怖感からはいったん開放されたものと思われます。昨日のように持高調整の売りの一巡感が見られれば、引き続き戻りを試す動きとなるのでしょう。9400円水準を抜けてこないことには底入れ感も出ないのですが、9400円〜600円にかけて空けた「窓」を埋めるように戻りを試すことになるのかどうか、とりあえずは9300円を抜けて引けるのかどうかが注目されます。
◇5月の景気動向指数速報値(内閣府)
◇6月と1−6月の車名別新車販売台数(自販連)
◇6月と1−6月の車名別軽自動車販売台数(全軽自協)
◇10年物国債〔7月債〕入札
◇3−5月期決算:ファミリーM(8028)
◇豪州中銀政策決定会合
◇6月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数
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