富士重工業は7月1日、スバルインプレッサWRX STIを一部改良したほか、4ドアモデル「WRX STI 4ドア」(373万8000円)と「WRX STI A-Line 4ドア」(315万円)を追加設定した。
WRX STIの改良点は、「ワイドアンドロー」をデザインコンセプトにした新フロントデザインの採用や、「大人のプレミアムスポーツ」をテーマにしたインテリアの質感向上、新色「プラズマブルー・シリカ」の設定など。
フロントフェイスは、バンパーコーナーの張り出しや、フォグランプまわりを強調。フロントグリルは黒基調とし、バンパーとともに開口部を大きくした。新たに追加されたWRX STI 4ドアには、空力特性を考慮した専用の大型リヤスポイラーを装備する。
また、、サスペンションの最適化を図るとともに、車高を5ミリ下げたほか、大型アンダーカバーを床下に配置し、空力性能の向上を図った。
インテリアでは、インストルメントパネルやドアトリム、ステアリングの加飾部の色をダークキャストメタリックで統一。また、WRX STI A-Lineには、メーカー装着オプションにプレミアムタンインテリアを用意する。
WRX STI 4ドアのエンジンは、2リットル水平対向4気筒DOHCツインスクロールターボで、最高出力は308馬力/6400rpm、最大トルクは422ニュートンメートル/4400rpm、燃費はガソリン1リットルあたり10.4キロとなる。トランスミッションは6速MT。
また、WRX STI A-Line 4ドアのエンジンは2.5リットル水平対向4気筒DOHCシングルスクロールターボで、最高出力は300馬力/6200rpm、最大トルクは350ニュートンメートル/2800〜6000rpm、燃費はガソリン1リットルあたり10キロとなる。トランスミッションはマニュアルモード付き5速AT。
なお、サイズはどちらも4580×1795×1470ミリ(全長×全幅×全高)、車両重量は1490キロで、乗車定員は5人。
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