インタビュー
» 2010年07月05日 21時59分 UPDATE

ネットメディア編集長対談:世界の現実を自分の目で見てみようよ――@nifty ビジネス×Business Media 誠(前編) (1/2)

@nifty ビジネスとBusiness Media 誠は共に、日々のビジネス情報やライフハッキングのノウハウなどを伝えるネットビジネス誌。ネットメディアの可能性とは? 読者のニーズにどう応えるのか? 両誌の編集長が率直に、思うところを話し合います。

[Business Media 誠]

「誠」というネーミングに込めた思い

ay_nifty02.jpg ニフティ株式会社 @nifty ビジネス 編集長 森田隆介氏

森田 @nifty ビジネス(http://business.nifty.com/)は創刊から約2年たち、30〜40代の、次の時代のビジネスリーダーを目指す読者に受け入れられるようになってきました。今回はアイティメディアの「Business Media 誠」編集長でいらっしゃる吉岡さんをお招きし、これからのネット系ビジネスメディアの可能性みたいなことをお伺いしたいと思います。

吉岡 「Business Media 誠」は2007年4月の創刊、今年で4年目に入りました。ネットを使って情報を収集する20〜30代のビジネスパーソンに仕事に役立つ読み物を提供するというのがコンセプトです。政治・経済、業界情報を広く提供する「誠」本体以外に、「誠 Biz.ID」があります。これは個人・チームの業務改善やメンタルヘルスなどにも話題を広げています。さらに「誠Style」というのがあって、こちらは車や腕時計といった誠読者に向けたオフタイムや趣味の話題が中心。それから「誠ブログ」という読者参加型のブログもこの4月から始めました。

森田 「誠」というネーミングは、いきなりスゴイですよね。

吉岡 新聞などに多いですが、前後の文脈を無視して、一言だけ切り出されることってありますよね。引用個所だけが一人歩きしちゃうということが嫌で、それって取材相手に対して不誠実なんじゃないかとずっと思ってました。私は紙の雑誌が長かったんですが、取材対象者に長時間話を聞いても、紙面の都合で記事に載せられるのは一部だけ。でも、ネット媒体ならインタビューや記者会見の全文を載せることもできます。これって、ネット媒体ならではの誠実さだよな、と思って、その思いを「誠」というネーミングに込めました。あと、読者層の年代で「誠」というのが一番多い男性の名前だということもあって、「誠さん、あなたのメディアですよ」という呼び掛けにもなっています。

森田 両誌で読者層が一部重なっていると思うんですが、今の20〜30代のビジネスパーソンをどうご覧になっていますか。

吉岡 私自身が社会人になって13年目。就職活動を始めたとたんにバブルが崩壊した世代です。女子総合職で狙うと、どこも受からなくて、最後に拾ってくれたのがソフトバンクでした。それから世の中の景気はどんどん悪くなって、雇用も厳しくなって、私の先輩世代の平均値に比べると、今の若い人たちはビジネス情報の収集にとても熱心だと思います。若くなればなるほどその熱意はすごいなあと、いつも感心します。

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