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日経平均 | 9266.78円 | △63.07円 |
売買高 | 14億3981万株 | − |
日経平均先物 | 9260円 | △50円 |
売買代金 | 0兆8906億円 | − |
TOPIX | 836.89 | △5.91 |
値上がり銘柄 | 1132銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 395.78 | △10.59 |
値下がり銘柄 | 400銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1231.46円 | △2.31円 |
変わらず | 141銘柄 | − |
騰落レシオ | 88.40% | ▼0.83% |
週末の米国市場が軟調にもかかわらず円高一服や持高調整の売り一巡感から堅調
週末の米国市場は軟調となったのですが円高一服となったこともあり買い先行となりました。週末のヘッジ売りの買戻しや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が小幅ですが買い越しと伝えられたこともあり、寄付きの買いが一巡した後も堅調な地合いが続きました。先週までの売り要因となっていた信用収縮からの持高調整の売りが一巡となった感もあって、値持ちの良い展開となりました。積極的に戻りを試すような材料もなかったことで、指数は方向感のない展開となりましたが、好材料に素直に反応する動きもあり、総じて底堅い堅調な展開となりました。
後場も堅調な展開が続きましたが前場同様に上値を積極的に買い上がるだけの材料にも乏しく、売られすぎた銘柄への値ごろ感からの買いや買戻しは見られるものの、上値の重い展開が続きました。上値の重さを嫌気して売り直されるような動きも少なく、株が売られることで円高になることもなく値持ちの良い展開が続き買い戻しを急ぐ動きなども見られて、上値を試すような場面も見られました。ただ、市場参加者が増えているというような印象もなく、目先筋中心となって腰の据わった買いは相変わらず見られず、上げ幅も限定的となりました。
小型銘柄はまちまちの展開となりました。値動きの良さだけに反応しているようで高いものは高いのですが、見向きもされないものは手仕舞い売りに押されるという感じでした。東証マザーズ指数は大幅高となったのですが、日経ジャスダック平均は小幅安となりました。先物はまとまった売り買いは少なく、散発的に見られるものの追随するよな動きはほとんどなく、指数を方向付けるような場面は見られませんでした。週末のヘッジ売りや底堅さを確認しての買戻しは見られるものの、積極的に上値を買う動きもむきになって売り叩く動きもほとんど見られませんでした。
売られすぎの反動もあって堅調な展開になりましたが、これまで売られる要因となっていた材料は何一つとして解決されたわけでもなく、持高調整の売りが一巡となったことから、底堅い堅調な展開となったものと思います。足元の業績はそれほど悪いということでもなく、景気減速が見られたわけでもないことから、値ごろ感からの買いが入り始めると、誰かが割安感が強いと言い出すと、買い戻しも交えて、売りが引っ込む格好で堅調な展開となるようです。目先の需給に振らされる展開はまだ続きそうです。
底値圏での「孕み足」を上に抜けかかって底入れとなりそうです。まだ、下値を割り込む可能性もありますが、RSIは下値余地もあるのですが、底値圏で底堅さが見られ、ストキャスティックスは底値圏からの反発となっています。遅行線が日々線に上値を押さえられながら、転換線や基準線までの戻りを試す展開となりそうです。
先週末に孕み足となったものが上に抜けて来ました。先週木曜日の水準を抜けていないので、まだ底入れ確認とは行きませんが、RSIは下値余地はあるんものの、底堅くなって、ストキャスティックスは底値圏からの反発となっており、転換線や基準線までの戻りは期待できるものと思います。
底堅さは見られるものの底値圏でのもみ合いとなっています。RSIもストキャスティックスも底値圏になっており、売られすぎの感も強いことから、戻りを試す動きとなって来るものと思います。とりあえずは節目と見られる89円〜90円水準、基準線や転換線の水準まで戻りを試す動きとなって来るものと思います。
売られすぎた銘柄が反発
先週末の引け後に6月の既存店売上高を発表。前年同月を下回ったことが嫌気されて売られ軟調となりました。2010年8月期下期に入ってからの売り上げは芳しくなく、国内大手証券の投資判断の引き下げもあって軟調となりました。
台湾のDRAMメーカーと共同で独自の小型化技術を使ったDRAM生産を始めると新聞で報じられ、収益拡大期待から買われて大幅高となりました。
売られすぎの修正で堅調となる場面もあったのですが、メキシコ湾の原油流出事故に関する不透明感もあり、軟調となりました。子会社が費用負担を求められたとの報道もあり、売り急ぐ場面もあったものと思います。
同社などハイテク銘柄は売られすぎの修正もあって総じて堅調となりました。加えて、三菱重工(7011)、三菱電機(6503)と水力発電機器事業を統合すると新聞で報じられたことも好感されたものと思います。
先週土曜日の新聞で2010年4−6月期の連結営業利益が前年同期の約3.8倍になったと伝えられたことから、好感する買いが入って大幅高となりました。
大阪府が貸金業法で導入された上限金利の引き下げと総量規制を緩和する構造改革特区の設置構想を政府に提案すると新聞で報じられたことから、貸金業者にメリットがあるとして、両社やアイフル(8515)、プロミス(8574)、クレディセゾン(8253)など貸金業者株がストップ高となるものも見られ、軒並み大幅高となりました。
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