売られすぎ銘柄の反発に期待
シャープは三菱商事の子会社から、タイで世界最大規模の太陽光発電所の薄膜太陽電池モジュール・周辺システムの供給及び建設を受注した。年間を通じて日射量が多いタイでは太陽光発電の利用拡大が期待され、今後も太陽電池モジュールの供給だけではなく、機器調達・システム設計・工事までを一括して提供する。
電気自動車の基幹部品であるリチウムイオン電池を三菱自動車(7211)に供給する。東芝が自動車大手に電池を供給するのは初めてで、仏プジョーシトロエングループ(PSA)にも三菱自動車経由で供給する方向。
アラブ首長国連邦(UAE)で7月中にも実際される火力発電所の建設・運営に関する国際入札に企業連合で参加する。関西電力と大阪ガスが共同で海外入札に参加するのは初めてだが、国内需要の大きな伸びが期待できないなかで海外での収益拡大を図る。
米化学大手と組み、塩を電気分解して化学品の原料を生産する電解事業に参入する。塩化ビニール樹脂原料や苛性ソーダを量産し、日本を含むアジアなど世界に販売する。
米製薬会社から米国での肥満治療薬の販売権を獲得した。同治療薬は米食品医薬品局(FDA)に承認申請しており、承認取得後はエーザイが米国で販売する。
提携先のフィリピン通信大手に携帯電話を使った情報配信サービスを提供する。海外の出資先企業に対して日本の携帯電話事業のノウハウを提供しており、協力関係を強化するのが狙い。
売り 1970万株
買い 1100万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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