コラム
» 2010年07月02日 08時00分 UPDATE

将来のストーリーを描く――スター社員の仕事術 (1/2)

仕事をする際に重要なのは「ストーリーを描くことだ」という筆者。ストーリーを描いて仕事をする上では「スケジュールを立てる」「段取る力」「失敗を想定すること」の3つが大切と主張、それらを確実に実行するための施策や心得を解説する。

[今野誠一,INSIGHT NOW!]
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今野誠一(いまの・せいいち)

マングローブ社長。組織変革と、その担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。そのかたわら、経営者コミュニティサイト「MG-NET+(マグネットプラス)」編集長として経営者同士のネットワーク作りにも取り組んでいる。著書に『マングローブが教えてくれた働き方 ナチュラル経営のススメ』(ブルース・インターアクションズ)。


スケジュールを立てる

1.「納期までに」ではなく、いつ始めていつまでにやるかを自分で決める

 スケジュールですが、たいていの人は「『いつまでにやればいいか』という『納期』を意識する」→「その日までに間に合うやり方を考える」という順番になるのではないでしょうか。

 この場合の「納期」とは、依頼者の都合や、上司からの指示などで決められている最終期限のことです。こういうやり方をしていると、仕事の質が上がりません。定められた納期を期限にして、できる範囲でやるのではなく、「やれる方法を徹底的に考えて、できる限り早い期限を設定する」という姿勢が大切です。

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2.マイルストーンを設定する

 マイルストーンとは、プロジェクトの中で中間報告的な大きな節目のことを指します。一定サイズ以上のプロジェクトでは、達成したい目標へ向かって、まずステップごとに段階を分け、計画を立てて実施します。このステップの区切りに、プロジェクトメンバーでの進ちょくの確認会や中間報告会のようなイベントをスケジュールに盛り込みます。中間報告会の時に進ちょくやクオリティーの検証結果によっては、修正計画で新たなるスタートを切ります。

3.時間の見積もりを冷静にする

 「大丈夫、来週までにできます」などという強気の発言をしながら、フタを開けてみると、決まって期限で完了できない人がいます。そういう人には次のような傾向があります。

  • 細分化された1つ1つの仕事にどれだけ時間がかかるか分からない(→「時間の見積もり力」が欠けている)
  • 未来に向かうほど、時間の余裕を過大に期待してしまう(→「余裕の見積もり力」が欠けている)

 試行錯誤を繰り返し、時間を見積もる力をつけていくことが大切です。

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