パナソニック電工、公共・産業施設向け太陽光発電市場に本格参入

» 2010年07月01日 15時27分 公開
[栗田昌宜,Business Media 誠]

 パナソニック電工は6月29日、三洋電機製太陽電池を採用した「公共・産業用太陽光発電システム208シリーズ」を7月1日に発売し、住宅向けに続いて公共・産業施設向け太陽光発電市場にも本格参入すると発表した。

 208シリーズの太陽電池モジュールには、公称最大出力208.4ワット、モジュール変換効率14.3%の多結晶シリコン系を採用。モジュール変換効率はHIT太陽電池よりも低いが、低価格であるため、大規模施設での使用に最適だという。モジュールの価格は13万200円(工事費別)。

 同社では、パワーコンディショナーなどの周辺機器や、リチウムイオン電池、配電設備、LED照明などパナソニックグループの各種製品と組み合わせることで、ビルや工場、店舗などの丸ごとエコ化を提案・推進していく計画。

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