足の角質取りに男性編集者が挑戦してみた

» 2010年06月28日 23時17分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 シトシトと降り続く雨、ジメジメとした日々が続く梅雨時。靴を脱いだときの、むわっとした感じが気になる。足は、1日でコップ1杯分の汗をかくといわれる。靴という密閉空間の中で蒸れる足そのもののケアを考えてみたことはあるだろうか。

 調べてみると、足の臭いというのは、汗そのものが臭うのではなく、皮膚の表面で人間と共生関係にある皮膚常在菌というものが、汗、垢、古い角質や老廃物を分解するときに発生する分解臭なのだという。

 また、水虫は白癬(はくせん)菌というカビの一種が引き起こす病気(幸いなことに筆者はなったことがない)で、白癬菌が好んで栄養源にするのも角質(ケラチンたんぱく質)だという。

 フットケアといわれても、足を清潔に洗っておくことくらいしか思いつかない。どうやら臭いも水虫も角質が関係しているようなので、女性が気にしている「角質取り」に挑戦してみた。紀貫之の土佐日記ではないが、「女もすなる角質取りといふものを、男もしてみむとてするなり」だ。

baby foot ベビーフット イージーパックSP(Lサイズ)

 角質取りというと、軽石とかやすりのようなものでゴシゴシと削りとるような印象があるが、今回入手したのはパッケージに「削らない角質ケア?」という文字が躍るリベルタの「ベビーフット イージーパックSP(Lサイズ)」(価格1680円)。女性向けの商品にしては、対応サイズが27〜30センチと大きい。Webサイトにも男性を意識した商品のように書いてある。

 ケースには、ビニール製の靴下のようなものが2つ。この中に、17種類の植物エキスを配合した角質落とし用のジェルが入っている。これを足にはめて、付属のテープで密閉して2時間待つだけという単純明快な使用方法が気に入った。サッカーのワールドカップでも見ながら、だらだらとパックしよう。

 パック中は、成分にエタノールが入っているからなのか、スーッとする。ビニールも立体成形になっていて、歩き回ることも可能だ(ジェルでぬるぬるするので、慎重に歩いたほうがいい)。

 使用者によって異なるが1週間程度で、古い角質がまるで日焼けしたあとの皮のようにポロポロとはがれ落ちてくるという。2〜3週間程度で新しい角質に生まれ変わる(ターンオーバー)するそうだから楽しみだ。

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