業績面での見直しの動きか
老朽化で休眠している小型水力発電所を買収し、改修して2011年に再稼動させる。農業用水などの水路を使い地域の電力を賄ってきた小型水力発電所は老朽化や不採算で休止しているものが多いが、小型水力を新エネルギーの柱の一つとして5年以内に10カ所の発電所運営を目指す。
製鉄所内で発生する副生ガスを燃料に使う発電設備を新設・改修する。鋼材生産量の拡大に伴い発生量の増加が見込まれる副生ガスの有効利用を促進、2015年までに発電能力を15%〜30%引き上げる。
自動車の排ガス浄化触媒からプラチナを回収するための会社を豊田通商などと共同でチェコに設立する。排ガス規制強化で使用済み触媒の発生量が増える見通しの欧州で集荷拡大を目指す。
日立グループとインドのIT(情報技術)企業はネットワーク経由でサーバーの機能を貸し出すクラウドコンピューティング型サービスをタイで今夏にも始める。インド社のタイのデータセンターを拠点に日立側がクラウドの基盤を設計・構築し、インド社が運用・保守を受け持つ。
ベトナム国営のエネルギー大手が2010年代半ばに運転開始を計画している大型石炭火力発電所に出資する方針を固めた。東電は米国で原発事業への参画を決めるなど海外展開を急いでおり、電力重要増が期待されるベトナムへの積極投資に踏み切る。
中南米の携帯電話機市場に進出する。今秋にも新興国を中心に利用者が急増している「W−CDMA」規格の端末をメキシコに投入する。赤字だった北米事業の収益改善に伴い、海外市場で拡大策に転じる。
売り 1910万株
買い 1490万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供
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