コラム
» 2010年06月22日 08時00分 UPDATE

活字だけじゃない! iPadでマンガを読んでみた (1/3)

iPadが発売された2010年は、電子書籍元年とも言われている。しかし、iPadを買ったものの、日本の最新の雑誌や小説などがほとんど読めなくて、ガッカリしている人は多いだろう。だが、日本の書籍でも、漫画については多くのコンテンツをiPadで読むことができるのだ。

[TeT@4Gamer,Business Media 誠]

 あちこちの報道を斜め読みしていて知ったのだが、どうやら今年は日本の電子書籍元年らしい。

 2004年に松下電器産業が「ΣBook」を発売した時にも、そんなことが一部で言われていたような気がするし、個人的には2000年に発売された「Palm IIIc(外部リンク)」で「青空文庫」を楽しんでいた記憶もあるので、「今さらなぁ……」という気はしないでもない。それに“元年”なんて言葉を聞くと、故橋本真也氏が生前リリースしたアルバムのタイトルが『橋本元年』であったことを思い出してしまうではないか(編注:あなただけです)。

 米国では、2007年に「Amazon Kindle」が本格的な電子書籍時代の扉を開いたようだが、それはまあ海の向こうでの出来事。日本で暮らす我々にとっては「はあ、さいですか。ITってやつぁ、すごいですのう」くらいの反応しかできないでいたというのが、実際のところじゃないだろうか。

 Kindle用の電子書籍を閲覧できるiPhoneアプリ「Kindle for iPhone」がリリースされたと聞いても、日本語のコンテンツが豊富に揃っているわけでもない以上、「へー」としか思えないでいた。

 だが、来るぞ来るぞと言われていた電子書籍時代が、「ようやく本格的に来るのかな?」と思わされるような状況は、何となく整った気がする。iPadが発売されたことで。

ah_aipa1.jpg Kindleで読める『不思議の国のアリス』

iPadで読めるのは英語のコンテンツばかり?

 ITmediaを毎日読んでいるような方にしてみれば、釈迦に説法でしかないと思うが、iPadには「iBooks」というアプリケーションがある。「これを使えば、iTunes StoreのiBookstoreでいろんな電子書籍を購入&ダウンロードして楽しめちゃうよ!」って話なんだが……日本語のコンテンツはほとんどない。

 iPad発売を前にして、「日本の出版業界でも、来たるべき電子書籍時代に向けていろんな取り組みをすんべ」とばかりに大手出版社が業界団体を立ち上げたりしていたが、十分な数のコンテンツが提供されるようになるのが、いつごろになるのかについては、「きっとさまざまな調整に時間を食うのだろうなあ」という気がする(いつものことですね。いや、でも気持ちは分かりますよ)。

 よって、日本ではiPadを電子書籍リーダーとして活用するのは、難しいのだ! iPadを買っちゃったみなさん、残念でした!

 ……なんて言うつもりは、毛頭ない。なぜなら筆者自身、iPadを電子書籍リーダーとしてフル活用しているからだ。5月28日にiPad Wi-Fi+3Gの64GBモデルを購入して以来、筆者の中では電子書籍時代が幕開けしてしまって、お小遣いが次から次へとデジタルデータに化けてしまっているのである。

 え、何を読んでいるのかって? そりゃもう、漫画ですよ漫画。

 毎日、職場に向かう時、月曜日は『ビッグコミックスピリッツ』、水曜日は『週刊少年サンデー』、木曜日は『週刊ヤングジャンプ』、金曜日は『週刊コミックバンチ』(8月で休刊するようなので、秋からどうしよう)、さらに5日と20日は『ビッグコミックオリジナル』、隔週金曜日は『ビッグコミックスペリオール』を購入して、電車の中で読んでいる程度に漫画好きな筆者にとって、iPadは立派な漫画リーダーなのである。

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