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日経平均 | 9705.25円 | △162.60円 |
売買高 | 28億2352万株 | − |
日経平均先物 | 9710円 | △200円 |
売買代金 | 2兆2755億円 | − |
TOPIX | 866.44 | △9.65 |
値上がり銘柄 | 1225銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 420.21 | △2.90 |
値下がり銘柄 | 329銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1256.91円 | △6.32円 |
変わらず | 121銘柄 | − |
騰落レシオ | 81.20% | △9.34% |
欧州金融不安が一服、ユーロ高や米国株高を好感、買い直されて大幅高
欧州金融不安が一段落となったことからユーロが買われ、米国市場も景気拡大が続くものとして大幅高となったことを受けて大幅高の始まりとなりました。先物・オプションのSQ(特別清算指数)での買いも入り、買い気配から始まるものも多く、ほぼ全面高の始まりとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡した後も値持ちは良く、値持ちの良さから週末ということで手仕舞いの買戻しも見られ、ますます値持ちの良い展開となりました。
後場も引き続き大幅高という水準での動きが続きました。週末ということで目先筋の手仕舞い売りやヘッジ売りもあり、さすがに上値も重くなりましたが、売られすぎの反動や割安感が強いものも多く、最後まで買いも見られ、大幅高となりました。散発的に特に悪材料が出たわけでもなく売られる銘柄も散見され底入れ感は強まっているものの、疑心暗鬼な市場で、強気になり切れない状況を示していたようです。
小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、主力銘柄のように週末ということでの買い戻しを急ぐ動きも限られ、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均共に、さすがに軟調となる場面はありませんでしたが、堅調というに止まりました。先物は散発的にまとまった売りも見られ、下押す場面もありましたが、下値ではしっかりと買い戻しも入るという展開で堅調な地合いとなりました。積極的に買い上がる動きも慌てて買い戻すこともなく、大幅高ながらも方向感のない展開となりました。
欧州金融不安が一段落となったことから大幅高とはなりましたが、相変わらず盛り上がりに欠ける展開です。SQということで、売買高、売買代金は膨らみましたが、政策の方向感も見られず、為替にも動きはなく、引き続き欧州金融不安や金融規制強化に対する懸念、米国の週末の指標発表や金融規制強化懸念、中国の金融引き締め懸念などがあり、買い急ぐ動きはないようです。持高調整の売り買いもまだ出ているようで、上値を押さえる要因となっていたようです。週明けも週末の米国市場動向や為替次第ということなのでしょう。
転換線を抜けて来ましたが節目と見られる9800円までは届きませんでした。それでもRSIが上昇を続け、ストキャスティックスも下げ切らなかったのですが、反発となっており、転換線にサポートされながら基準線までの戻りを試す展開となって来るものと思われます。9800円台で引けるような動きになるのかどうかが注目され、9800円水準で上値の重さが確認されるようであればまだまだ9500円から600円での底堅さを試す動きが続くのでしょう。
転換線に上値を押さえられました。日経平均ほどの戻りにはならず、物色の広がり、市場参加者の増加が見られないことを示しているようです。それでもRSIもストキャスティックスも上昇となっており、転換線に上値を押さえられながら強含みとなるのか、転換線を抜けて転換線のサポートを確認するような展開になるものと思います。
雲の厚みの無くなったところで、基準線、転換線と日々線が全て重なっています。ここから上下どちらに動くのかが注目されます。RSIはまだ上昇が続き上値余地があるように見え、逆にストキャスティックスは下落が続いて下値余地も大きいという状況であいかわらずどちらに振れてもおかしくはないのですが、細い雲の上にあるのか、下なのかで方向感が決まりそうです。
米国株高、ユーロ高を受けて大幅高
欧州金融不安が一服となったことなどから買い先行となり堅調となりました。地合いの良さから売られすぎの修正となったことに加え、追徴課税が還付される見通しとなったことが好感されました。
欧州金融不安が薄らぎ米国でも銀行株が大幅高となったことに加え、今国会での郵政改革法案の成立が見送りとなったことが好感されて買われ、大幅高となりました。
大幅高となりました。米国株高や為替の落ち着きを好感する動きやSQ(特別清算指数)算出に絡む買いが入ったことに加え、「DGレシオ」(半導体市場の先行指標)が4月に過去最高となったことが好感されて買われました。
両社は携帯電話事業を統合する方向で調整に入ったと新聞で報じられ、国内シェアが2位となり将来の収益力強化に期待した買いが入り、堅調となりました。
欧州金融不安が薄れ、ユーロが堅調となったことから、ユーロ安の影響が大きいとして売られていたことの反動から買いが入り、手仕舞い売りも多く上値は重いものの堅調となりました。
特に売られる材料があったわけでもないのですが、欧州金融不安が後退、景気減速懸念が薄れたことから、ディフェンシブ銘柄から乗り換える動きで売られ、軟調となりましたが最後は持高調整の買戻しが入り堅調となりました。
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