降水確率何%以上で傘を持って出かけますか?

» 2010年06月11日 12時24分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 6月に入り、本格的な梅雨のシーズンが近づきつつある。雨の日にはどのようなことを考えている人が多いのだろうか。

 マクロミルの調査によると、「降水確率が何%以上で傘を持って出かけますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「降水確率50%」で27.0%。以下、「降水確率40%」が20.0%、「降水確率60%」が11.8%、「降水確率70%」が11.0%で続いた。一方、「常にかさを携帯している」という人は9.4%、「外出時に降っていなければ、持っていかない」という人も6.2%いた。降水確率が50%に達すると、3人に2人は傘を持って出かけるようだ。

降水確率が何%以上で傘を持って出かけますか? (出典:マクロミル)

 雨の日には不快なことも起こりがち。「雨の日にマナーが悪いと思う人」について聞くと、トップは「周りを確認せず傘の露を払う」で37.6%。以下、「周囲を確認せずに急に傘を開く」が35.2%、「人とすれ違う時に傘をかしげない」が32.0%、「傘の先を後ろ向きに大きく振って歩く」が23.0%、「傘をさして自転車を運転する」が22.2%で続いた。傘の扱い方についてのマナーがほとんどを占めているようだ。

雨の日にマナーが悪いと思う人(出典:マクロミル)

雨の日の悩みは?

 「雨の日の悩み」を尋ねると、最も多かったのは「洗濯物が乾かない」で64.0%。以下、「靴や服が汚れる」が55.0%、「部屋の湿気やカビ」が50.2%、「交通渋滞や電車の遅延」が23.0%、「髪の毛がまとまらない」が20.4%で続いた。男女別に見ると、男性のトップは「靴や服が汚れる」(57.2%)だったが、女性のトップは「洗濯物が乾かない」(78.4%)と違いが出た。

 また、「雨の日に気分が落ち込む瞬間」を具体的に聞くと、「外出から帰ってきて、ジーンズのすそが濡れていた時」(23歳男性)、「傘立てのない店に入る時(なるべく入らないようにしている)」(62歳男性)、「洗濯物が乾かず、半渇きの服を着た時」(44歳女性)、「すれ違いざまに傘と傘が当たった時」(49歳女性)といった声があった。

 インターネットによる調査で、対象は20歳以上の男女500人(男性250人、女性250人)。調査期間は6月2日と3日。

雨の日の悩み(出典:マクロミル)

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