家で眠っているソフトが、1480円でBDソフトに

» 2010年06月08日 18時36分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)とイオンは6月10日から、家庭にあるDVD・VHSソフトを持参すれば、Blu-rayディスク(BD)のソフトを1本1480円で、DVDソフトなら680円で購入できるキャンペーンを実施する。こうした試みは業界初で、全国のイオングループ直営店(323店舗)で受け付ける。期間は7月下旬まで。

 不要になったDVDやVHSソフトは、メーカーやジャンルを問わず引き取ってくれる。そして『天使と悪魔』『ターミネータ4』など、指定されたソフト(BDソフト100タイトル、DVDソフト70タイトル)を購入できるというもの。

 「Blu-rayレコーダーやハイビジョン対応テレビは急速に普及しているものの、BDソフトを体験したことがない人はまだまだ多い」(SPEJ)。一方、イオンには「子どもが大きくなって、見なくなったキッズビデオがたまってしまって困っている」など、古くなったDVDやVHSソフトの処分に困っている声が多いという。そこでBDソフトの市場拡大を目指すSPEJと、お客の所有するソフトの再利用をサービスとして提供したいイオンの考えが一致し、今回のキャンペーンが実現した。

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