売れれすぎからの修正で底堅さが見られるか
省エネルギー型のデータセンター構築事業で、中国と米国に進出する。日本と欧州で手掛けてきたが、中国の現地法人に専門部署を設置、2011年度には米国でも始める計画。
HDD(ハードディスク駆動装置)の磁気ディスク材料のガラス基板を増産する。世界シェア6〜7割を握るが今秋にフィリピンで新工場を稼動、月産能力を現在より3割増やす。
液晶ディスプレーを使った電子看板(デジタルサイネージ)事業で3年後に売上高1000億円を目指す計画。画面のつなぎ目が世界で最も細い製品を発売、コンテンツの作成支援なども手掛けて国内外で商業施設や駅などの需要を開拓し、事業規模を一気に拡大する。
有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)関連で約2千件の特許を持つ韓国グループの傘下企業に出資した。有機ELは次世代の照明などに用途拡大が見込まれており、有機EL材料の世界大手である同社は韓国グループとの関係を強化し、関連特許の製品化を急ぐ。
電力線を通信回線として使う高速電力線通信(PLC)の技術ライセンスの供与を始めた。自社開発の「HD−PLC」方式が米国電気電子学会(IEEE)から世界的な標準技術として承認される見通しになり、対応する半導体の設計技術を国内外のメーカーに供与して普及を狙う。
傘下のユニバーサル造船は二酸化炭素(CO2)排出量を抑えた新型船の開発を強化する。顧客の要望を踏まえた新型船を開発し、2013年以降の商談で競争力を確保する。
売り 2500万株
買い 1440万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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