5月の新車販売台数 プリウスが13カ月連続トップ

» 2010年06月04日 13時24分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 日本自動車販売協会連合会は6月4日、5月の新車乗用車販売台数ランキング(輸入車および軽自動車を除く)を発表した。トップはトヨタ自動車の「プリウス」で、前年同期比149.3%増の2万7208台となり、2009年5月18日の新モデル発売以来13カ月連続のトップとなった。軽自動車を含めたランキングでも、軽自動車1位のスズキ「ワゴンR」(1万4475台)を大きく上回っている。

 2位以下を見ると、日産「セレナ」が6105台の5位と前月の10位からランクアップしている一方、「ステップワゴン」が5818台の8位(前月5位)、「フリード」が4511台の12位(前月7位)とホンダブランドが順位を落としている。

5月の新車乗用車販売台数ランキング(輸入車および軽自動車を除く、出典:日本自動車販売協会連合会)

 5月の新車販売台数は、前年同月比28.0%増の22万8514台。リーマンショック前の一昨年同月の水準(22万1377台)も上回り、前年同月比では10カ月連続でプラスとなった。メーカー別に見ると、トヨタ自動車が前年同月比39.1%増、三菱自動車が同35.5%増、マツダが同45.4%増と好調。一方、本田技研工業は同15.7%増、富士重工業は16.0%増と伸びてはいるものの、トヨタ自動車などとは差が付いている。

5月の新車販売台数(登録車、出典:日本自動車販売協会連合会)

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