勤務時間中の昼休みに、どこで昼寝をしていますか

» 2010年06月02日 11時39分 公開
[Business Media 誠]

 勤務時間中の昼間に眠くなることがある人はどのくらいいるのだろうか。ビジネスパーソンに聞いたところ「頻繁にある」(31.3%)と「たまにある」(56.7%)を合わせると、88.1%が眠くなることが「ある」と答えていることが、アイシェアの調査で分かった。このうち、仕事中に気がついたら眠っていた経験が「ある」人は44.4%。

 勤務中、昼休みなどを利用して昼寝をしていますかと聞いたところ、61.2%が「している(頻繁に+眠いときだけ)」と回答した。昨年の調査では、20代で昼寝を「している」人が69.1%と多かったが、今年は56.8%と12.3ポイント減少(関連記事)。ただ昨年は58.3%だった30代が、今年は65.2%と“昼寝人口”の上昇が目立った。

(出典:アイシェア)

どこで昼寝をしている?

 職場のどこで昼寝をしているのだろうか。昼寝経験者に聞いたところ「自分のデスク」(64.6%)と答えた人が最も多く、次いで「職場の休憩室」(17.9%)、「職場の空き部屋」(15.4%)、「車の中」(14.6%)、「職場の休憩スペース」(13.8%)と続いた。また、休憩時間中の昼寝の効果について、「効果がある」と感じている人は93.9%。「昼寝のリフレッシュ効果を実感している人が多いようだ」(アイシェア)

(出典:アイシェア)

 昼休みなどに昼寝をすること自体についての賛否をたずねたところ、「賛成」と答えた人は85.0%。賛成と答えた人に、その理由を聞いたところ、「疲労回復に効果的」「作業効率があがる」など、昼寝のプラス効果に着目したものが多く見られた。ただ「反対」派からは「だらしない」「不謹慎」「休憩時間も勤務時間のうち」といった意見が目立った。「勤務中の休憩時間を利用した昼寝のリラックス効果は確かに魅力的。しかし、その際には周囲にも配慮したうえで睡眠をとるのがよさそうだ」(アイシェア)

 インターネットによる調査で、20〜40代の男女527人が回答した。調査期間は5月13日から5月18日まで。

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