会場構成のデコレーションも古本を再利用するなど、豊かだけど「エコ仕様」。
また「イ・マエストリ」シリーズにはカッシーナのロゴが入り、デザイナーの哲学を受け継いで製造された、オリジナル商品であることを強調していくという。
カッシーナの歴史と進化を同時に表現するプレゼンテーションの数々。見た目の派手さはないが、その分じっくり触り、開発の背景を知ると、やはりカッシーナは偉大、と唸らせられた展示だった。
- ミラノサローネ2010、色の魔術師パオラ・レンティ
今年はターコイズのようなブルー、フューシャピンク、ライムグリーンといった組み合わせをベースに、白やグレーをコーディネイト。グラフィカルで、印象的なパオラの世界が繰り広げられた。
- ミラノサローネ2010、新デザイナーの起用フレデリシア
デンマークのフレデリシアといえば、巨匠ボーエ・モーエンセンの家具で世界的に知られる家具工房で北欧モダンを牽引してきたメーカー。今年は新デザイナー起用に意欲的な姿勢を見せた。
- ミラノサローネ2010、カリモクの挑戦
ミラノサローネ2010レポート。カリモクといえば、長く百貨店や家具専門店の花形家具メーカー。自宅のリビングや学習机がカリモクだった、という人も少なくないだろう。江戸時代から続く材木屋にルーツを持ち、世界でも屈指のメーカー。
- ミラノサローネ2010「ロッサーナ・オルランディ」
ミラノサローネ2010レポート。期間中にはさまざまなイベントが開かれる。ブランドやデザイナー、コンセプトが立つものがある一方、会場の雰囲気に人気が集まることもある。中でもここ数年、注目されているのが「スパツィオ・ロッサーナ・オルランディ」だ。
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