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日経平均 | 9762.98円 | △123.26円 |
売買高 | 23億1857万株 | − |
日経平均先物 | 9800円 | △150円 |
売買代金 | 1兆7762億円 | − |
TOPIX | 878.52 | △8.63 |
値上がり銘柄 | 1229銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 402.04 | △3.93 |
値下がり銘柄 | 348銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1254.69円 | △10.73円 |
変わらず | 97銘柄 | − |
騰落レシオ | 75.45% | △8.09% |
米国株高や円安を好感して大幅高、持高調整の売りが一巡し値持ちの良い展開
米国株が大幅高となったことやユーロを中心に円安となったことから買い先行となりました。買い気配から始まるものも多く見られ、寄付きから大幅高となりましたが、寄り付きの売りが一巡した後は外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が相変わらず売り越しと伝えられたこともあり、上値の重い展開となりました。それでも、週末の手仕舞いの買戻しなどもあり、値持ちの良い展開が続き、節目と見られる9800円水準で小動きとなりました。
後場に入ると大手生保の指数算入をめぐる思惑やユーロが軟調となったことから週末の手仕舞い売りが嵩み、指数は上げ幅を縮小する場面もありました。ただ、ユーロ安もどんどん進むということでもなく、売り急ぐ展開とはならず上げ幅縮小となった後は小動きとなりました。ユーロが戻り歩調となると指数も戻し、懸念された指数算入に伴う混乱もなく、最後までヘッジ売りをこなして値持ちの良い展開が続きました。
小型銘柄も堅調なものが多いのですが、週末ということで手仕舞い売りも多く、指数の上値は限定的となりました。東証マザーズ指数も日経ジャスダック平均も堅調となりましたが主力銘柄ほどの上昇とはなりませんでした。先物は前場も後場も寄り付きこそまとまった売り買いが見られたのですがその後は持高調整の売り買いが散発的に見られる程度で大きく方向感を出すような動きはありませんでした。先行きに対する警戒感も強く、ヘッジ売りも見られて上値を抑えられましたが、下値では目先筋の買戻しも入ると言うことなのでしょう。
大幅高とはなったのですが、やはり盛り上がりに欠ける展開です。目先筋の売り買いが相変わらず多く、先行きの思惑での売り買いというよりも目先の売り買いが多いということなのでしょう。市場参加者はいっこうに増える気配もなく、もっと株価が上昇してこないと参加者も増えてこないのでしょう。ますます2004年のちょうど今頃の雰囲気に似てきた感じです(尻すぼみ型)。2006年型(右上がり型)となるかと期待もされましたが、底堅さも見られるのでしょうが、上値はまだまだ重そうです。
ちょうど先週末、今週初めの水準まで一気に戻しましたが転換線に上値を押さえられる格好となっています。ただ、ここから底堅い展開となれば、今週の半ばの3日間が「アイランドリバーサル」という底値を示す形となり、戻りを試すことになるのでしょう。いったんは先週末に大きく下落した「窓」を埋めて上値も重くなるのかもしれませんが、この水準(9800円水準)を保つようであれば底入れ感も強まるものと思います。
先週末、今週初めの水準まで戻りました。今週半ばの3日間が下に放れた形で、しかも昨日の大きな陽線が「包み足」となっており、底値を示す形とはなっています。一方で先週空けた「窓」を埋めると今度は上値も重くなり、もう一度下値を固めるような動きとなることも考えられそうです。
RSIもストキャスティックスも下げ切りませんでしたが戻りを試す展開となっています。ただ、遅行線は雲の上限に日々線は転換線に上値を押さえられており、一気に戻るというよりは底堅さを確認しながら戻りを試すというような動きになるのではないかと思います。遅行線が雲を抜けて雲にサポートされるような展開になるのか、日々線が雲に上値を押さえられてしばらくもみ合いとなるのか、いずれにしても方向感は掴み難いながらも底堅い強含みの展開となりそうです。
引き続き新興国関連銘柄を中心に堅調
米国での地下鉄車両の大型受注が伝えられたことや東南アジアの諸国の経済成長が加速していると新聞で報じられ、地下鉄車両の受注や地下鉄工事などで東南アジアの受注が多い同社の業績拡大が期待されて買われ、大幅高となりました。
世界的な信用収縮の動きが一段落となり、商品相場なども持ち直していることや業績面で売られすぎとなっていることもあって、堅調となりました。
今日の終値を基準に31日から東証株価指数(TOPIX)の組み入れ対象となることから、大量の買い需要が発生するとの思惑から買われ堅調となっていたのですが、目先筋の見切売りも多く最後は軟調となりました。
今年度の営業利益予想が従来予想を下回りそうだということで国内大手証券が投資判断は据え置いたものの目標株価を引き下げたことから売られ軟調となりました。
収益構造の安定化による業績回復で2011年5月期は4期ぶりの営業増益となりそうだということで、外資系証券が新規に投資判断を「買い」とし、目標株価を上方に設定したことが好感されて買われ大幅高となりました。
昨日の米国市場で原油先物が大幅高となったことを受けて採算改善期待から買われ大幅高となりました。昨日年初来安値更新となるなど大きく売られていたことの反動もあって大きな上昇となりました。
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