引き続き持高調整=目先の需給に振らされる展開
次世代送電網(スマートグリッド)関連事業で提携する。通信機能を持つ次世代電力メーター「スマートメーター」に関する実証実験やシステム開発で手を組む。日立の通信技術と大崎電気のメーター技術など両社の強みを持ちよる。
巻けるほど軟らかい有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレーを開発した。ディスプレーを巻き取って本体に収納できるパソコンや電子書籍端末などで実用化をめざす。
インドネシアにある合弁工場の生産能力を増強する。2011年までに生産能力を3割増産する。インドネシア市場は今年、過去最多の販売台数を突破する可能性が高く、同社は既に能力を超える生産を続けているため、早期の増強が必要と判断した。
インドネシアで2012年までに二輪車の生産設備を増強する。中国とインドでは従来より2−3割安い低価格車を発売し、販売台数を2012年に2009年比8割増やす。日米欧で拠点再編などで合理化を進める一方、成長の見込めるアジア地域は攻勢をかける。
イタリアで建設中の太陽光発電所向けに太陽電池モジュールを納入する。同社にとって過去最大の案件だが、パナソニックグループの販路を生かし、国内住宅用の販売を増やすとともに、海外での大型受注を強化する。2015年度の販売量を2009年度の5.8倍に高め、世界トップクラスの規模確立を目指す。
リチウムイオン電池用の絶縁紙の生産を増強する。今年末までに超薄型タイプの絶縁紙中心に生産能力を1.5倍に高める。電気自動車や電動バイクなどに使う大型のリチウムイオン電池の需要増加に対応、耐熱性に優れた絶縁紙の供給を拡大する。
売り 1720万株
買い 1710万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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